引越し時の近隣へのご挨拶、あなたはどのように考えていますか。転居先で見知らぬお宅へ挨拶なんて、緊張してドキドキしてしまいそうですね。そのうえ「いつ?」「誰に?」「何を持って?」伺えばいいのか、頭を悩ませてしまうことばかり。

でも「面倒だから、やっぱりやめておこう」とすぐに結論づけるのは、ちょっと待って! 長年続いてきた習慣には、それなりの理由があるはず。最初に挨拶に伺うことで、次の日からはご近所のご家族と気持よく挨拶を交わせるようになり、地域の情報も得られるなど、円滑なコミュニケーションのきっかけとなります。

ここでは引越しの挨拶の基本について、紹介していきましょう。

挨拶はいつごろ伺えばいいの?

挨拶品を持参すればより好印象

挨拶品を持参すればより好印象

挨拶は旧居と転居先でこのように行います。

■旧居での挨拶時期
引越しの1週間くらい前から、前日までには挨拶しておきましょう。挨拶品を持参すればより好印象ですが、何も持っていかなくとも問題はありません。「長い間お世話になりましたが、○日に引っ越すことになりました。作業中ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」など、引越し作業中に立てる騒音についてもあらかじめお断りしておくと丁寧ですね。

なお親しくしていた人には、前日や1週間前といわず、もう少し早く挨拶しておいたほうがいいでしょう。具体的な引越し日程が決まってから、遅くとも引越し業者が決定したくらいの段階で、そっと伝えてみてはいかがでしょうか。

■転居先での挨拶時期
隣近所に新しい住人が引越して来たとなれば、誰しも「どんな人かしら?」と気になるもの。なるべく早い時期に挨拶に伺ったほうが、相手に与える印象もよく、また安心してもらえるはずです。よって挨拶の時期はできれば引越し当日、作業終了が夜おそくになってしまった場合は翌日など、なるべく早めに終えたいですね。

どの範囲まで挨拶すればいい?

具体的に挨拶に伺う先ですが、1軒家の場合、自宅両隣の2軒と、向かい側にある3軒で合計5軒が一般的。マンションを始めとした集合住宅の場合は、自宅の両隣に加え、直上と直下にあたる部屋。管理人さんや大家さんが同じ建物やすぐ近所に居住しているなら、そちらにも挨拶しておくと万全です。

引越し、ドア
いよいよご挨拶!どんな人が出てくるのだろう?

挨拶の品はコレ!

ここまでくればもう一歩。あとは挨拶品を決めてみましょう。挨拶品の予算は500~1000円前後が一般的。品物はタオル、クッキー、石鹸などが無難です。それほど凝る必要はありませんが、相手がいつも在宅しているとは限らないため、当日に渡せない可能性もあります。痛む危険がある生ものと、郵便受けに入れることも考え、かさばるものは避けておきましょう。

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のしの書き方は?

引越しの挨拶では紅白の花結び(蝶結び)を使う

引越しの挨拶では紅白の花結び(蝶結び)を使う

挨拶品を持って行くなら、きちんとのし(熨斗)を付けておきましょう。のしには名前を記入するため、苗字を覚えてもらいやすいというメリットに加え、相手へ与える印象がよくなるようです。

のしの水引にはいくつかの種類がありますが、引越しの挨拶では紅白の花結び(蝶結び)を使います。水引きの上側に「御挨拶」と書き、名前は苗字だけを水引の下側に入れてください。なお、のしには包装の外側にかける外のしと、内側にかけてから包装する内のしがありますが、引越しの挨拶では外のしが一般的です。

引越ししたときに出す挨拶状のはがきはどうすればいい?

遠方の親戚や友人など、直接会う機会が少ないけれど引越ししたことを伝えたい相手には、はがきで引越しの挨拶状を出します。挨拶状を出す範囲は厳密に決まっているものではありませんが、年賀状をやり取りしている関係性がある人には出しておくといいでしょう。

挨拶状のはがきは、引越しから1ヶ月以内を1つの目安として出しましょう。ただし、11月や12月など年末に引越した場合は無理に送らず、年賀状に「引越しました」とひとこと書き添え、新住所を伝えるのも1つの方法です。

引越しの挨拶状は、転居したことをシンプルに伝えることが重要。時候の挨拶に続けて、引越ししたことを明確に伝え、必要であれば引越しした理由を書いておきましょう。続けて近況報告や「お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください」といったお誘いの文章を入れても構いません。

最後に日付と、引越し先の新住所・電話番号を入れますが、新住所の地名が珍しかったり読みが難しい場合はふりがなをふっておくといいですね。

挨拶に行って失礼にあたらない時間帯は? 留守がちのお宅にはどうやって挨拶する? 挨拶品を節約したい……。こんな場合、あなたならどうしますか? お悩みの解決策は次のページで!