防犯関連情報

更新日:2003年04月16日

痴漢や泥棒が来てもわからない…眠るな、危険! 電車内、眠ると痴漢がやってくる

電車内で眠るとそばにやってくる“痴漢”や“仮睡者狙い(介抱泥棒)”。とくに夜間から深夜にかけて、男性も女性も電車の中では眠らないほうが安全です。

統計資料より

平成12年度の警視庁・鉄道警察隊の資料によると、警視庁管内の電車車両内における「痴漢」の認知件数の内訳は(1)JRが797件(2)私鉄が722件(3)地下鉄が335件となっており、被害時間は午前7時から9時の間が、全体の約70%となっています。

痴漢の被害者は二十代が最も多く、次いで十代でこれらの世代が全体の約93%を占めています若い女性は警戒が必要です。被害者の職業は、会社員が最も多く、次いで高校生、大学生となっています。また、検挙者の約60%が会社員であり、全体の約2割、18%が前歴者すなわち痴漢で捕まったことのある常習者です。

検挙者数の多い路線は(1)埼京線(2)中央線(3)山手線となっています。駅と駅の間が長い、また非常に混雑するといった条件です。

その他、日中であろうと、何時であっても被害は発生しているわけですが、とくに夜遅い時間帯、午後10時以降終電車までの時間帯も危険です。「乗客が眠っている」ことが多いからです。

「仮睡者狙い」の被害者の男性は、酔って眠っているところを狙われています。アルコールが入ったときは要注意です。

被害に遭わないために

眠るということは意識がないということです。下車するのが終点であったりすると、到着すればわかるだろうとすっかり寝込んでしまう人も多いようです。熟睡していればそばに“痴漢”がきても、“仮睡者狙い”がきても、何をされてもわからないでしょう。自宅でもないのに平然と眠るとは恐ろしいことではないでしょうか? それでも、人々は電車内で目を閉じ、眠るのです。

仕事や用事を終えて後は家に帰るだけ。疲れているでしょうし、時間的にお酒を飲んでいる場合が多いでしょう。最近は女性も飲酒の機会が増えています。深夜になるにつれ、携帯電話のメールをするよりも、文庫本や雑誌を読むよりも、眠気が勝るもの。電車の揺れも心地よく感じるのかもしれません。

とくに、車両の一番端の3人掛けに座ると、視界が半分になり“死角”になります。そうでなくても乗客のほとんどが目を閉じているので、車内で人が何人もいても、誰も他人のことは気にしていません。誰も見ていないのです。が、少なくともいざというとき人の目はあったほうがいいので、一人でこの席に座るのは避けた方がいいでしょう。

たしかに睡魔はやってきます。しかし、眠ってしまえば同時に危険もやってくるのです。眠るのは自宅に帰ってから、安全なところでゆっくり眠るようにしましょう。数十分のわずかな時間です。眠くならないように立っていてもいいし、読書をしたり学習に費やせば、通勤時間を有効に使えます。どうしても睡眠時間にしたいのなら、リスクを考えて自分なりの対策を用意しておくことです。

また、携帯電話のメールやインターネットも歩きながらでは危険ですが、周囲に迷惑をかけないのならば、眠ってしまうよりはましでしょう。それでも回りをよく見て、不審な人物の接近には要注意です。

とはいっても…今日もたくさんの人が電車内で眠っています。
眠らないほうがいいですよ、キケンですから……。


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