電撃ゲームス編集長に、ゲーム雑誌ができあがるまでを聞いてみた
いつも楽しみに読んでるゲーム雑誌、いったいどうやって作られているのでしょうか。
そこで今回は、2010年11月26日に新装刊するアスキー・メディアワークスの月刊ゲーム総合誌、電撃ゲームス編集長の千木良 章さんにゲーム雑誌がどのように作られていくのか、というお話を伺ってみました。普段読んでいるゲーム雑誌が作られる現場のお話と、さらにはゲーム雑誌の抱える問題や、新装刊した電撃ゲームスがチャレンジしていることについても伺っていきたいと思います。
電撃ゲームス新装刊!
もともと、ズシッと重たい印象でしたが、さらに大きくなってパワーアップしました。
特徴的なのはその情報量。大きくて、厚くて、そして細かいんです。持つとズシッと重みのある冊子を開くと、文字がビッシリ。注目タイトルについての丁寧な解説や、ゲーム業界人への膨大なインタビュー、そしてしっかりとしたレビューで埋め尽くされています。最新ゲーム情報はもちろん、発売されて時間が経ったタイトルからもこれは面白いというゲームを再度ピックアップしたり、ゲーム好きの読み物的側面がかなり強い雑誌になっています。
この電撃ゲームスが今回新装刊ということで、さらにサイズが大きくなり、そして、文字が縦組になりました。今お読みのAllAboutの記事が横組ですね。縦組は国語の教科書のようになりますので、左から右ではなく、右から左に読むので、ページの開きも横組とは逆になります。縦組のゲーム雑誌というのはほとんど見かけないんじゃないでしょうか。
なぜ、こんなに膨大な情報量の雑誌を作っているのか、そしてさらに大きなサイズにし、文字を縦組中心としたのか。ゲーム雑誌が作られる流れとともに早速伺っていきたいと思います。