産能大学からすぐ近く。小さな平屋のおうちです。
自由が丘をてくてくと歩き、目黒通りからちょっと入った脇道にひっそりと素敵なカフェがオープンしました。
店の名前は「イカニカ」。
外から見ると、おうちかな?という、普通っぽい外観。ちょこんと立てかけられたはしごと、小さな看板が目印です。
家に遊びに行くような親しみやすさ

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内装はほとんど自分たちで。
おうちのように寛げる雰囲気。
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扉を開けるとこぢんまりとした玄関へ。ここで靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。
まるで友人の家を訪ねるようなお気楽感覚。部屋には静かに音楽が流れ、
キッチンからはいい匂いがしてきます。
店の主人は平井康二さん、かずみさん夫妻。かずみさんは雑誌などでも活躍中のフラワースタイリストです。
元々は、かずみさんのアトリエや教室のためにと物件探しをしていました。
ところがあるとき、古道具屋でとても気に入ったカウンターテーブルを見つけてしまい、
それを眺めるにつれて、「カフェにしたらいいね!」と想いがむくむく膨らんでいったそうです。
「いろんな物事が自然にカフェの方へ流れていくように感じたんです。
思い込みかもしれませんが(笑)。
物件は、最初は倉庫みたいな場所をイメージして探したら、なかなかなかったんです。
そこで、平屋のワンルームで、駅から離れていて、ゴミゴミしてなくて・・・と
探したところ、ひょっこり出てきたのがここ。
見に行ったらもう瞬間的に気に入ってしまい、その場でほぼ即決でした。
自由が丘には元々縁があって、最初に花を習っていたのも、働いていたのもこの近く。
だから、またここへ引き寄せられたのかもしれません。近所には友達も多いし、
ほっと安心できる場所なんです」。
3方向に大きな窓があり、風が気持ちよく流れます。
一人で見渡せるくらいの程よい広さも、気に入った理由のひとつ。
インテリアのディティールにも、かずみさんらしさが表れています。
左下はハンガリーの古いゲームをカレンダー代わりにしたもの。
普通に家におじゃましているような雰囲気にしたかった、というかずみさん。
内装はほぼ自分たちで行い、什器はあちこちの古道具屋さんで探した他、家にあったソファを持ってきたり、
作家さんにランプを作ってもらったり。
部屋の真ん中に置かれた、大きくて印象的なテーブルは、アンティークショップで
見つけたフランスの古い作業台。テーブル部分は亜鉛でできており、錆びないので
花の教室にも便利なのだそうです。ちょっと低めだったのですが、
イギリスのスクールチェアを合わせたらぴったり。
朝、お店についたら、まず全部の窓を開け放って風を通し、
花の様子を気遣い、リネンのひとつひとつにアイロンをかけます。
ささやかだけれど、この朝の日課を大切にしている康二さんとかずみさん。
「自分のことだとつい、ほったらかしてしまうんですが、
お店はそうはいきません。人のためだと思うからできるんですよね、きっと。
でも朝の時間をこうやってきちんと過ごすと、とても気持ちいいんですよ」。
さりげない花のあしらいもかずみさんならでは。
ディスプレイのひとつひとつが気になります。
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