アフタ性口内炎とは、最も一般的な口内炎
一般的で見つけやすいアフタ性口内炎について写真・画像で解説します
<目次>
アフタ性口内炎の「アフタ」とは、粘膜にできる小さな潰瘍のようなもの
アフタとは、粘膜にできる痛みを伴う小さな潰瘍のようなもの。円形に近い形で、周囲が赤く中心部が白っぽく薄い膜に覆われている様に見えます。もちろん触ると痛みます。この状態をアフタと呼びます。原因ははっきりと分かっていません。【口内炎の画像・症例写真】アフタ性口内炎の大きさ・できやすい場所
■口内炎の症例画像1口内炎のよくある症例画像。写真の通り、周囲が赤く内部が白く見えることが多い
アフタ性口内炎の大きさは、左の写真の程度のことが多いです。極端に大きくなることはまれ。ごく初期の段階では、赤みだけで真ん中があまり白くないこともあります。
■口内炎の症例画像2
少し大きめのアフタ性口内炎の写真。舌の下にある粘膜にできていることがわかる
また左の口内炎写真のように、固い物が全く接触しないような場所である舌の下などにできこともあります。さらに舌の側面などにも良くできることがあります。口内炎は口の中の粘膜であれば場所を選びません。
口内炎の治療法歯科医を受診し原因を探すことも大切
口内炎は、まず原因が歯や入れ歯などに無いか一度病院で診察してもらうことをオススメします。原因不明であれば、物が接触すると痛みが起こるので、できるだけ刺激しないように。でも口の中を清潔に保つことが大切なので、歯の周囲を中心にそーっとブラッシングしましょう。通常1~2週間で自然治癒することがほとんどですが、痛みが辛かったり早く治したい場合には、市販の治療薬や病院で処方される薬などを利用すれば短縮することも可能です。もし2週間以上口内炎が続く時や、範囲が広がってくるようなことがあれば、単純な口内炎ではない可能性もあるので歯科医院などで必ず相談するようにしてください。
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