身近な人のストレスケア

更新日:2005年06月25日

「うつ」の人にタブーな言葉

落ち込んでいる人にかけた言葉が、相手の気持ちをますます追い込んでしまうこともあります。それは、誰でも使っているこんな言葉なのです。


うつの人にはこんな言葉をかけてあげましょう

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安心できるような言葉を投げかけるのがポイントです
うつの人に必要なのは、ゆっくり休養することです。したがって、回復をせかすような言葉ではなく、リラックスさせてあげるような言葉を選びましょう。たとえば、以下のような言葉がおすすめです。

「ゆっくり過ごしてね」
「あせらなくて大丈夫よ」


上のように、「今のままでいい」と落ち着かせてあげることが肝心です。うつの人は、相手に迷惑をかけているのではないかと気にしています。だから、「そのままでいい」と、リラックスさせてあげると、安心して過ごすことができるのです。

また、次のような言葉もいいでしょう。

「必ずよくなるからね」

落ち込んでいると、出口が見えなくなり、憂鬱な状態が一生続くのではないかと不安になってしまうこともあります。しかし、一時的な「うつ」から、治療が必要な「うつ病」に移行した場合でも、治療を受ければ必ず回復します。「よくなる」という言葉で、安心させてあげるのもよいでしょう。


うつの人に接するときに注意したいポイントとは?

言葉以外の部分でも、うつの人をサポートできることはたくさんあります。むしろ、千の言葉をかけるより、接し方を変えることのほうが大きな支えになることもあります。以下のようなポイントを、心がけてみてください。

1 相手の話を聞いてあげる
グチや弱音も、話したいだけ話させてあげましょう。「大変だったね」「よくがまんしたね」など、相手を思いやる相槌も必要。ただし、お説教はしないこと。

2 ゴロゴロしていても見守って
無理に外出に誘ったり、気晴らしの提案をしないこと。また、だらしなくても責めないで、ゆっくり休ませてあげましょう。

3 神経質に心配しすぎない
あまり気を使いすぎると、相手はますます不安になってしまいます。自然に、好きなように過ごさせてあげましょう。

4 受診のときには付き添う
「うつ」の状態が続くようなら、早めに精神科を受診します。精神科は、自分ひとりでは受診しにくい人も多いでしょう。家族やパートナーが付き添い、サポートする側の心得や処方薬の服用方法も確認しましょう。

5 回復期には注意を
うつ病の場合、回復しかけた頃が危ないといわれます。本人が、元の生活ペースに早く戻りたいとあせっているときには、家族はあせりを鎮めてあげましょう、ゆっくり回復していけるようにサポートすることが、大切です。
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この記事の担当ガイド

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大美賀 直子

メンタルヘルスの分野を中心に執筆する産業カウンセラー、ジャーナリスト。都内私立大学学生相談室カウンセ…

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