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しみってどうしてできるのですか?(2ページ目)

女性のお肌のお悩み「しみ」。でもしみって一体何で、どうしてできるのでしょうか。今回は原因と、どんな種類があるかをお送りします。

山田 恵子

執筆者:山田 恵子

医師 / 女性の健康ガイド

しみにはどんな種類があるかを教えて!
代表的なものは5種類

しみにもいろんな種類があります
しみにもいろんな種類があります
・老人性色素斑
いわゆる、「日光でできるしみ」です。紫外線がメラノサイトを刺激することでできるしみです。一番多いタイプですね。

・そばかす(雀卵斑)
白人の方に多く、遺伝が関係するといわれます。日本人だと色白の方にできるようです。

・肝斑
女性ホルモンの影響でできるといわれています。
30代以上の女性に見られ、妊娠によって変化することも。
昔は肝臓が悪いとできると考えられていたため、この名前がありますが、いまは肝臓とは関係ないことがわかっています。
典型的なのは、左右対称でほほに、雲が広がったようにできるもの。黄色人種に多いとも言われます。

・炎症性色素沈着
にきびややけど、虫刺され、あっていない化粧品などで炎症を起こした後に色が残ってしまうものです。

・対称性真皮メラノサイトーシス
聞きなれない名前ですが、いわゆる「大田母斑」という青あざが顔にできるものです。


しみの治療はどんなものがあるの?

一番しみの原因で多いものは紫外線ですので、もちろん、紫外線を避けるのが一番しみを作らない方法です。

しかし、できてしまったしみに対し、皮膚科では
・レーザー治療
・ピーリング
といった治療を行います。(保険適応外)

また、ビタミンCの内服でしみが薄くなるとも言われています。

ただ、しみの種類によって、効果的な治療が違います。例えば肝斑はレーザーを当てるとかえって悪化してしまいますので、とりあえず、自分のしみがどんなしみであるかを知る必要があるかもしれません。




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