β-カロテン豊富な春菊で肌荒れ・風邪予防

温かい冬なので油断しているせいか、冷えこんだ日は特にカラダに応えますね。寒い日の鍋物にかかせない春菊(以下シュンギク)は、肌荒れや風邪を予防するために必要な栄養素や成分が含まれています。特に最近食事が不規則で栄養が偏っているかなという時に意識してとりたい食材。意外にもアクは少ないので、生食もOK!　いろいろな食べ方で楽しみましょう。

＜CONTENTS＞

• 豊富なビタミンが肌荒れ、風邪予防をサポートP.１
• 健胃作用やデトックス効果について……P.２
シュンギクの食べ方、使い方……P.3


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肌荒れ・風邪予防をサポートするβ-カロテン

シュンギクには、風邪予防・肌明れ防止をサポートするβ-カロテンが多く含まれています。

シュンギクに、特に多く含まれているビタミンは、β-カロテン。β－カロテンは、体内でビタミンＡに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にして抵抗力を高める作用があり、風邪や肌荒れの予防をサポートします。

シュンギクに含まれているβ-カロテンの量は、同じ緑黄色野菜でβ-カロテンが多いことで知られるホウレンソウやコマツナを上回り、シュンギク1束(約200ｇ)で1日に必要な量が摂取できます。もちろんシュンギクを食べるだけで、肌あれや風邪を予防できるわけではなく、幅広い食べ物から様々な栄養素や成分をとることは大切です。

●シュンギク、ホウレンソウ、コマツナの主な栄養素の比較


食品名	シュンギク	ホウレンソウ	コマツナ
カルシウム(mg)	120	49	170
カリウム(mg)	460	500	690
β-カロテン(μg)	4500	3100	4200
食物繊維(g)	3.2	2.8	1.9

＊ 五訂 日本食品標準成分表より

シュンギクの香り成分やデトックス作用については、次のページで・・・・。・・・・＞＞