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マンション購入は、究極の“婚活”!?(2ページ目)

就職に就職活動が必要なように、結婚にも意識的な活動(婚活)が必要な時代となりました。婚活では自分の魅力を最大限(本物以上?)に伝えることが重要ですが、マンション購入のプロセスは究極の自分磨きです!

大石 泉

執筆者:大石 泉

シングルのマンション購入ガイド

収入が低いと結婚率が下がる!?


skichika
働けど働けど、、、。結婚相手に求める条件と現実のミスマッチが拡大
厚生労働省の外郭団体(独立行政法人「労働政策研究・研修機構」)の調べ(2005年)によれば、15~34歳の男性において正社員の結婚率は40.4%。ところが非正規雇用者では13.5%です。同調査の年収と年齢別の結婚率においても、高収入層ほど結婚率が高いという結果が出ています。「男性は収入が結婚を強く規定している」と調査は指摘しています。

また、結婚していない理由に「経済力がないから」を選んだ男性(20~32歳)は46.9%(国民生活白書)。実にシングル男性の約半分が経済力のなさを結婚していない理由に挙げているのです。結婚相手に経済力の高さを求める女性と経済力のなさゆえに結婚していない男性。ミスマッチの現状です。

これまでみたとおり男性にとっては「経済力のなさ」が結婚への大きな障害となっています。では、女性には収入がなくても良いのでしょうか。結婚して家庭を持ち、子どもを養っていくには、男性の収入だけではリスクが高すぎます。一馬力よりも二馬力。若い低収入の男性は、お見合いなどの場面で相手が無職や家事手伝いの女性だと少し躊躇する傾向があるようです。そうなると女性側は、より高収入の男性を求めて極小ターゲットへ“狩”に出かけねばなりません。

マンション購入は“生活力”の証


‘「婚活」時代’の著者は、婚活の最大のキーワードを次のように提示しています。

女性は、「稼げる女性」
男性は、「生きる力」


“稼ぐ女性”とは、精神的にも経済的にも自立した、自分で生活していくことのできる女性です。“生きる力”とは、生活力。収入の高さとは必ずしも連動しません。

マンション購入に少し話しを戻しますが、住宅ローンを組んでマンションを購入する際、金融機関からの借入には収入基準が重要です。ところが、豊かな生活と住宅ローン返済を両立するには、収入の高さではなく“収支”の確保が鍵となります。

年収が1億円あっても9,999万円の支出があれば、収支は1万円。住宅ローンは支払えません。毎月の手取りが25万で支出が10万円ならば、収支は15万円。その中であれば、10万円の住宅ローン返済プランは検討可能です。

将来のライフプラン、キャリアプランを考え、毎月10万円の住宅ローン返済が可能か否かを考える、自分と自分のお金に向き合うことが重要です。その結果がマンション購入という形であれば、これはまさしく生活力の具現化。自己PRのポイントです。

先にも述べましたが、検討の結果がすべてマンション購入に至るとは限りません。もちろん、マンション購入という結果とマンションという資産は相手に生活力を訴える格好の材料。プレゼンテーションも説得力が増すでしょう。ですが、“自分磨き”においては、結果よりも購入プロセスが大切です。自分と自分のお金に向き合うことで、自分が価値を感じるもの、大切にしたいものが明確になります。究極の自分磨きに是非チャレンジしてください。


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