フォーマルなプレゼンの機会、 |
「プレゼンスキルを高めたい!」そう考えたら、やはりそれ相応のトレーニングが必要になるのは言うまでもありません。
以前の記事「プレゼンスキルって伸ばせるの?」でもお話したとおり、プレゼンに関するハウツゥを知っているだけでは不十分。
やはり場数をこなすことは、避けられないファクターなのです。
「日常のビジネスの中で場数を踏むのももちろんだけど、もっとフォーマルな場でのプレゼンをこなしたいなぁ」そんな風にお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に、今回はうってつけの場所をご紹介したいと思います。
「トーストマスターズ」とは?
トーストマスターズというサークルをご存知でしょうか?
「トースト?パンですか?」知らなければそのようにお感じでしょうか、そのトーストではありません。トーストマスターとは“乾杯の音頭をとる者”という意味だそうで、そこから転じて、スピーチをおこなうという意味で捉えています。
つまり、トーストマスターズとは、スピーチをする人たちを指すのですね。その名の通り、スピーチのトレーニングをするスピーチクラブが、このトーストマスターズの正体なのです。
著名人も勧めるトーストマスターズ
日本では、まだあまり知られていないこのスピーチサークルですが、アメリカをはじめとする全世界レベルでは非常に有名。多くの著名人も、このトーストマスターズを強く勧めています。たとえば、米国屈指のコンサルタント、トム・ピーターズの言葉。
自分を売り込まずして、どうしてブランドになれる。
大勢の人の前に出たら、誰だってあがる。まずは、その恐怖を取り除くことだ。そのための方法は色々ある。
私はトーストマスターズの大ファンだ。教えることが紋切り型のきらいもあるが、学べることは多い。トーストマスターズは自助努力の素晴らしい組織で、これまでに何十万という人たちが、このクラブで「自分を売り込む術」をマスターしてきた。 (TBSブリタニカ「ブランド人になれ」より抜粋)
あと、キングスレイ・ウォードの著書「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙(新潮文庫)」などでも紹介されています