「天気のよい休日には家族で食事をしたい」「子供をのびのび遊ばせたい」「愛犬の居場所にしたい」etc. くつろぎのスペースとして人気なのがウッドデッキではないでしょうか。
新築でもリフォームでも、もうひとつのリビングとして設置する方が多くみられるようになりました。ここでは、ウッドデッキの基礎知識と選ぶ際の注意点をみていきます。
ウッドデッキの種類と特徴
工場出荷時に、木材保護着色塗料で塗装、防腐・防虫処理。[ウェスタン・レッドシダー] TOEX(LIXIL)
ウッドデッキとは、木材でつくられた甲板のこと。一般的には、天然木材を使用したものを指しますが、商品的には、木材と樹脂を合成したタイプなどもあります。
ウッドデッキをプランニングした場合、建物本体と合わせ造作でつくるケースもありますが、ここでは、主にメーカーなどから商品として提案されているデッキについてみていきます。
■天然木材
デッキに用いられる主な素材としては、ウェスタン・レッドシダー(ベイスギ)、イペ、ウリン、ヒバなど。デッキは雨風にさらされるので、強度と耐久性があり腐りにくい木材が適しています。ウェスタン・レッドシダーは、耐久性、耐水性に優れているのが特徴。イペは、耐久性、耐腐朽性に優れ、デッキ材としては理想的な木材。公共施設などでも多く用いられている素材です。
また素材だけでなく、デッキの耐久性を左右するのが塗装。どんな塗装がされているのか、メンテナンスの方法などを含めて事前に確認しておくことが大切です。
■木材+樹脂
100%リサイクル素材を使用した環境にやさしいハイブリッド・デッキ材。[ファインステージII たて張り ブラウンP+CBステン モダンスタイルデッキフェンスB型] 新日軽(LIXIL)
本物の樹木ではなく樹脂に木の粉を入れるなどした商品や環境を考え廃材と廃プラスチックなどを成型加工したリサイクル素材を用いたデッキも出ています。
長く使用しても色褪せや腐食、虫害がおこりにくく、手入れが簡単なこと、プランの自由度などが特徴でしょう。
施工性も高く、フェンスやステップ、床下の点検口なども用意されているものもありますし、好みに合わせたカラーを選ぶことも可能です。
手すりやパーゴラなどと組み合わせも
木粉50%配合した環境にやさしい人工木材デッキ。[樹の木III] TOEX(LIXIL)
エクステリア商品として提案されているものには、デッキのみのオープンなスタイル、手 すりやパーゴラ(日かげ棚)を組み合わせることができるものなどがあります。床に段差を設けたり、サンルームと組み合わせることができるなどもみられます。
また、施工業者に依頼しなくても、自分で作ることができるキットも。ネット通販やDIYショップなどで扱っているので、サイズや価格だけでなく、作業方法や工程、サポート体制などを確認した上で購入するようにしましょう。ショップにサンプルが用意してあれば、ガタつきがないかなど、構造についても確認するようにしたいものです。
次ページでは、ウッドデッキの寿命とプランニングのポイントについてご紹介しましょう。