ホームページ作成/Webサイトのユーザビリティ

強調には strong 要素を使おう!(3ページ目)

文中で強調したい箇所が出てきたとき、どうやって表現していますか? 文字色を変えたり文字サイズを変えたり…どのような装飾をするにしても、強調を表現するならstrong要素を使いましょう。その理由はこの記事で!

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

強調を装飾する

最後に、スタイルシートを使って、「強調」を様々に装飾する方法をご紹介致しましょう。
以下にご紹介する表示サンプルは、すべて次のHTMLを使っています。

本文中で<strong>特に強調したい箇所</strong>に使って下さい。

strong要素に対して以下のサンプルのようにスタイルを適用することで、様々に強調を装飾することができます。

文字色を赤色にする

スタイルシートソース:
<style type="text/css">
   strong {
      color: red;
   }
</style>
見え方:
本文中で特に強調したい箇所に使って下さい。

文字サイズを大きくする

スタイルシートソース:
<style type="text/css">
   strong {
      font-size: 150%;
   }
</style>
見え方:
本文中で特に強調したい箇所に使って下さい。

背景色を付ける

スタイルシートソース:
<style type="text/css">
   strong {
      background-color: #ffff80;
   }
</style>
見え方:
本文中で特に強調したい箇所に使って下さい。

色で装飾する代わりに太字を解除する

スタイルシートソース:
<style type="text/css">
   strong {
      color: #cc0000;
      background-color: #ffffcc;
      font-weight: normal;
   }
</style>
見え方:
本文中で特に強調したい箇所に使って下さい。

おわりに

今回は、「強調」したい箇所には、単に装飾を施すだけではなく、強調であることを示す「strong要素(または em要素)」を使った方が良いことをご紹介致しました。
ぜひ、強調箇所には、これらの要素を使って下さい。

なお、強調を装飾する方法はもっとあります。二重線の下線を引くと、モノクロ印刷時にも強調が表現できて便利です。 記事「強調部分に二重線を引きたい!」もぜひご参照下さい。


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