具体的なHTML記述方法
最後に、HTML中に記述する具体例を1つご紹介しておきます。
まず、スタイルシートを以下のように記述します。
<style type="text/css"> p { text-indent: 1em; } </style>
これによって、そのHTML内の全ての p要素( <p>~</p>で囲まれた部分 )の文章の先頭に、1文字分の字下げが行われるようになります。
あとは、以下のように普通に( body要素内に ) p要素を使って文章を記述するだけです。
<p>本日は晴天なり...</p> <p>本日は晴天なり...</p> <p>本日は晴天なり...</p>
すると、全ての p要素内の文章の先頭に、1文字分の字下げが行われるようになります。既にたくさんの p要素 が存在するHTMLで、段落の先頭を字下げしたい場合には、最初の head要素内に記述する3行を加えれば一気に字下げを行えるわけですから、非常に楽です。
上記の例では、 p要素を使用していますが、もちろんその他の div要素などにも適用可能です。
おわりに
今回は、スタイルシートを用いて手軽に字下げを行える方法をご紹介致しました。
1つ1つ手動で段落に空白文字を入力してくのはかなり面倒です。 せひ、スタイルシートを試してみて下さい。
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