2/2 ノリタケの森　アウトレット [アウトレット] All About

オールドノリタケが並ぶミュージアムもあるカルチャーゾーン

広い敷地を効率的にまわるのであれば、まずは知的好奇心をくすぐるカルチャーゾーンへ。はじめにウェルカムセンターでビデオ映像を観てから見学をすると、理解も早く、おすすめです。センター2階には、最新のテクノロジーを見学できるショールームも併設されています。

クラフトセンターでは実際の製造工程が見学できる

来場者に特に人気なのが、クラフトセンターです。陶磁器の絵付けを間近で見学できるほか、実際に絵付け体験（有料）を行うことも可能。時間に余裕を見て工程を見学するとよいでしょう。さらに、明治の時代、世界を魅了したオールドノリタケのコレクションが並ぶノリタケミュージアムは圧巻です。

飾り皿など美術品、日本初のディナー皿など初期の作品などが展示され、食器好きにはたまらない空間。カルチャーゾーンには、そのほかに常設ギャラリーもあります。ちなみに、クラフトセンターとノリタケミュージアムの開館時間は10:00～17:00で、入館料は大人ひとり500円（高校生300円。中学生以下と65歳以上、障害者は無料）。

レストラン・キルンではお料理を引き立てるノリタケ食器で

ヒストリカルゾーンを歩む先には瀟洒なレストランが

蔦のからまるレンガ窯。カルチャーゾーンとレストラン・キルンの間に広がるヒストリカルゾーンは、まさに明治の時代そのものの風情です。創業者・森村市左衛門が海を渡り、遥かニューヨークの地で日本人初の輸入雑貨店を開いてから一世紀。ヒストリカルゾーンに建ち並ぶ赤レンガ造りの工場は、1975年まで稼働し続けました。その工場棟の奥に佇むのが、レストラン・キルンです。

料理が盛られてさらに映えるノリタケの食器

レストラン・キルンでのお食事を目的に、ノリタケの森を訪ねる人も少なくないのだとか。お料理を引き立ててくれるノリタケ食器を、実際にどのように用いたらよいのか、その答えが見つかるレストランです。メニューはおもにフレンチやイタリアン。コースランチやお子様ランチもあります。

ただしランチの予約は当日のみ、店頭で受け付ける仕組み。お昼時は特に混雑するので、見学の合間にお食事をとるよう時間帯を見計らいスケジュールを組むとよいでしょう。ディナーは事前の電話予約が可能で、要予約。レストラン・キルンの営業時間は、11:30～22:00。ラストオーダーは21：00です。

観て食べたあとは、お楽しみのショッピングへGO！

コマーシャルゾーンには、贈答や引出物に最適な高級食器のショップと、普段の暮らしに潤いを与えてくれるライフスタイルショップ、そしてアウトレットショップがあります。ライフスタイルショップ・パレットでは、新作商品や定番商品が一堂に販売されています。売り場面積に限りがあるデパートとは違い、見ごたえ十分。テーブルセッティングの参考にもなります。

話題のアウトレットショップでノリタケ食器を格安に買う

アウトレットの高級食器は市価の半額！

アウトレットショップ・ボックスでは、おもに製造中止の商品やアウトレット専用企画品などが、驚くほどの低価格で販売されています。一般に洋食器は5～6枚単位で購入するケースが多いのですが、製造中止の商品や金や絵付けなどのほどこしがある高級食器は数が揃わないこともあります。

しかし、バラ売りにはメリットも。「高価なものを単品で」「家族の人数分だけ購入したい」という人や、パーティー用、業務用に多めに購入したい人にはもってこい。また、高級食器は値引き率も高いので狙い目です。

アウトレット品の購入時に注意したいのは、贈答用の化粧箱やラッピングのサービスがない点。ただし持ち帰りに対応して、梱包はしっかりとやってくれるので安心です。施設見学のあとに立ち寄るのであれば、営業時間（10：00～18：00）にも注意を。

ノリタケの森の概要

サイト：http://www.noritake.co.jp/mori/
住所：愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
地図：Yahoo!地図情報
電話：052-561-7290
定休日：毎週月曜日（祝祭日の場合は翌日）・年末年始
駐車料金：30分100円。ただし一日上限1000円（5000円以上のショッピング、飲食があれば終日無料）。