結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

『SATC』に見る結婚準備、男と女

話題の映画『セックス・アンド・ザ・シティ』、ガイドもやっと見てきました。今回は『SATC』を題材に、結婚準備における男と女の違いにフォーカスしてみたいと思います。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

  • Comment Page Icon
話題の映画『セックス・アンド・ザ・シティ』、ガイドもやっと見てきました。キャリーがとうとう結婚!?という内容ながら、そう簡単にはいきません。結婚式に対する考え方のちょっとしたズレをきっかけに、結婚すべきか、否か、という悩みに発展してしまい……。今回は『SATC』を題材に、結婚準備における男と女の違いにフォーカスしてみたいと思います。

欲しいのは何?

ring
結婚式に対する男女の考え方の違い、理解している?
最初は、リサイクルでノンブランドの白いスーツで結婚式をしようとしていたキャリー。招待人数も75名、アメリカでは「こじんまりとした」ウェディングです。ところが、ヴィヴィアン・ウェストウッドのウェディングドレスを贈られ、ニューヨーク市立図書館でウェディングができるということを知って、状況が一転! 200名の招待客を呼ぶウェディングに、プランが大幅変更してしまいます。

これを知った、婚約者のミスター・ビッグは驚きます。自分は3回目の結婚で、そんな大規模な結婚式はできない、本当は市役所での挙式(=シヴィル・ウェディング、宗教色を有さない法的な結婚式で、裁判官や行政官が司式をする)で十分だと思ったのに。「欲しいのはキミなんだ」と語るビッグ。

女性は結婚するという事実だけでなく、花嫁姿をみんなに見せる、つまり結婚式の形式も大切に考えます。ウェディングドレスやブーケ、会場のコーディネート。キャリーのような、キャリアでセンスがいい、という人は周囲の期待も大きいですから、それを裏切れないという気持ちもあるでしょう。ヴィヴィアンのゴージャスなウェディングドレスに合わせようとして、どんどん規模が膨らんでしまったというわけ。

反面、男性は内面が大事。特に3回目ともなると、派手に結婚式をすることに抵抗感があるのも当然です。ここで見られるキャリーとミスター・ビッグの考え方の違いは、そのまま男女の結婚"式"観の違いだと言えるのではないでしょうか。日本のカップルでも、同じような考え方の相違が見受けられます。カタチも整えたい女性と、ジツがあればそれでいい男性。もちろん、女性と男性が逆転しているケースもありますが、多くはこのパターンです。そして、食い違いから、大なり小なりケンカが勃発。


  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます