恋愛/アラサー女子向け恋愛コラム

人生のピンチは、恋愛の最大のチャンス!(2ページ目)

生涯の恋にめぐり逢った女たちには、大きな共通項がある。それは、人生のある種のピンチにめぐり逢った時だ。転ばぬ女に、新たな恋はない。そんな不思議な法則について、探ります。

執筆者:All About 編集部

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時間が経つほど、好きになれる男もいる

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理想の恋愛の形は人それぞれdけど、「一緒にいるほど好きになれる」のは誰にでもアテはまる理想のひとつだ。
たとえば、親友のA子(35歳)は、16歳ではじめて恋人ができて以来、一度も男が途切れたことがなかったものの、いつも、その関係は長く続かなかった。

恋はもちろん、仕事にも人生にもエネルギッシュな彼女は、「誰と付き合っても2年くらいすると飽きてしまう」。

だから、いつも刺激的な相手や、手に入りにくい相手を自分から好きになって、努力の末に、相手の愛を獲得するという恋愛パターンが大好物だった。

けれど、今年、彼女が新しく恋をした相手は、そんな刺激とはほど遠い、優しくて穏やかな彼。

半年余り、密かに彼女を思い続けてくれていた彼のことを最初は「いい人過ぎて恋愛対象として見れない」といっていた彼女だけど、友人(私)からの後押しもあり、ゆっくりと彼に惹かれていき、交際してみることに。

すると、これまでは時間がたつごとに恋人のアラが見えて冷めていくのが常だったのに、時間を重ねるごとに彼のことが愛しくなっていった。際限なく、相手への想いを深められる--という関係があることを初めて知った。

それは何よりも、彼が一途に、成熟した想いを持って、彼女を見守ってくれているからなのだけど、もうひとつの理由は、彼女自身の心境の変化にもある。

実は、彼と付き合い始めたのと同時期に、彼女は体を壊して入院。半年もの間、会社を休業することになった。

一流企業で10年以上も第一線で働き続けてきた、同期の出世頭だった彼女の突然の休業。周囲にとっては当然、痛手だったろうし、友人としても驚いたけれど、 いちばんショックを受けていたのは、やっぱり、本人だった。

今まで、恋も仕事も努力して手に入れてきた彼女は、初めて、世の中には、自分のガンバリだけではどうにもならないコト(=病気)があることを知った。ひとつ前の恋愛で、いくら想っても、最終的には「自分しか愛せない男」に泣かされた経験も大きいだろう。

そんなふんだりけったりの時に、めぐり逢えたからこそ、彼の地味でも暖かな愛の大切さが身に沁みてわかったのだ。

続いて、もうひとり、たしかな愛を見つけた30女の話。
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