「婚活」せずに済むための「恋活」(2ページ目)

恋愛したいの？　したくないの？

誰かを好きになったり、気持ちを伝えることは恥ずかしいことじゃない

婚活という言葉が生まれた背景には、価値観の変化や雇用の自由化があげられています。個人主義で、仕事や趣味など、自分のためだけに自由にお金も時間も使えるようになった結果、結婚が遠退いてしまったということ。

積極的に「結婚する気があります！」とアピールしなければ、したくないのか、する気がないのか……と判断されてしまう時代なのです。

「草食系」「肉食系」と分類されるのも、恋愛したいのかしたくないのか分かりにくい人が多すぎるため。セクハラやストーカーは困りますが、「好みの人と恋愛したい」「好きな人と一緒に暮らしたい、結婚したい」と思うのは自然なことです。隠す必要なんてないし、恥ずかしいことでもないんです。

「婚活したいけど、費用が……」と考えている人も少なくありません。婚活に関する情報はあふれていますが、実際に活動してみると思っていた以上に費用がかかることで不安を感じる人も多いようです。相手選びの前の、結婚相談所選びの段階で、それぞれのサービスや入会金、月会費、成婚料などを比較して迷ってしまうという話も聞きます。まずは、周囲の人に「恋活」をアピールしてみてはいかがでしょう？　自分から好きな人を見つけようと強く意識するのです。

婚活で大変な思いをする前に恋活を

恋に落ちるという言葉がありますが、自分で感じて気づかなければ恋愛感情が芽生えていても、“なかったこと”になって、素通りしてしまいます。

恋愛体質と呼ばれる人達は、つねに恋のアンテナを立てていて合図を見逃しません。相手の気持ちに気づけるように心を配り、自分のことを理解してもらうために言葉や態度で伝えていくこと。１つ１つの出会いを大切に、日常生活の中で恋愛力を鍛えることから始めてみませんか。