大阪グルメ/大阪のイタリアン

ダル・ポンピエーレ(大阪・淀屋橋)(3ページ目)

イタリアの魂を感じるオステリア。特に手打ちパスタはマニアックなものまで揃い、イタリアンの奥深さ、幅広さを感じるに十分。バール席から個室まで、使い方自由自在の活気あるイタリアンは、覚えておきたい一軒。

執筆者:渡部 功平

こだわりの新鮮魚介をシンプルに

・淡路産真鯛のムニエル 焦がしバターソース
シンプルです。タイムの風味の鯛に、ズッキーニ、トマト、角切りにしたパン。何とも潔い料理で、白身魚の代表格というべき鯛を心ゆくまで味わえます。もう言葉は必要ないでしょう。

・シャラン産鴨肉のロースト
皮(と呼ぶのが正しいのかどうか微妙ですが)の部分をカリっと焼き上げ、中は均一にしっとりと。写真を見ていただければ、断面のところがわずかに膨張しているのがわかると思います。そう、食べる前からおいしいと確信できるこの風貌。中には肉汁がその出番を待っており、噛んだときに一気にあふれ出ます。血の風味はそれほど強くない分、ソースに頼らずに済んでおり、それがまたイタリアンらしさを感じさせてくれます。

・リコッタチーズのタルト、ピエモンテ風チョコレートプリン、バナナとトローネのセミフレッド
デザートといえばフレンチ、というイメージがありますが、イタリアにも名物というべきものはたくさんあります。もちろんイタリアとフランスは陸続きですから(この辺りの感覚、僕たち日本人にはわかり辛いですね)、両国で共通項も多いのですが、ここに乗っているものはすべてイタリアらしいもの。

タルトのふかふかとした軽さは、素朴さだけではない、洗練された甘さを感じますし、「ボネ」とも呼ばれるピエモンテのプリンは、苦味をしっかりときかせています。バナナの甘さがしっかり溶け込んだセミフレッドとの相性もよく、盛り合わせながらも、全体としてしっかりまとまっています。

イタリア料理の深遠さ

写真
アラカルトメニューから、パン粉を練りこんだパッパルデッレ アサリとムールとセロリのソース カラスミ風味(1700円)。
新鮮な魚介のカルパッチョに始まり、手打ちパスタやドルチェらしいドルチェなど、どれもイタリアのエッセンスを詰め込んだものばかり。特に魚介に関しては、市場の近くに家があるというシェフが毎日厳選しているそう。

10年前はイタリアンといえばスパゲティーくらいしかなかったような気がします。やがてパスタの種類が増え、いろいろなメイン料理も広まり、最近はこういったイタリアの魅力をそのまま伝えてくれるお店が増えてきました。こちらの料理はバリエーションがとても多い。イタリア料理にもまだまだいろいろあるんだ、と、もっとイタリア料理を知りたくなるお店です。

レストラン
<店データ>
■「アンティカ・オステリア ダル・ポンピエーレ
所在地:大阪市中央区今橋4-5-19
TEL:06-4706-1199(予約専用)
定休日:水曜・第3火曜休
営業時間:11:30~14:00(ラストオーダー)
17:30~21:30(ラストオーダー)
交通・アクセス:地下鉄御堂筋線・淀屋橋駅から徒歩5分 
HP:アンティカ・オステリア ダル・ポンピエーレ
地図:Yahoo!地図情報
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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