カフェ/カフェごはんを作る

サンフランシスコ消防署のサーモン料理(5ページ目)

アメリカの消防署では、キッチンで料理当番の消防士たちがおいしい“家庭料理”に腕をふるいます。無数の物語のつまった消防署レシピブックから、アメリカ料理研究家なかがわさんに1品を作っていただきました。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

サーモンのグリル ポテトチップクラストの作り方

準備: オーブンは180℃にセットして予熱をしておきます。サーモンは小骨を取り除きます。
1: ディルをみじん切りにします。
なかがわさん「細胞をつぶさないように、1度で刻むのがポイント。大葉を切る要領でディルをくるりと丸めて、端から細かく刻んでください」
2: ビニール袋にポテトチップス、刻んだディル、パン粉を入れ、ガーリックプレスでニンニクを潰しながら加えます。ガーリックプレスがなければ、みじん切りにして入れてください。
3: ここがお楽しみ! ビニール袋の上から手でおさえて、ポテトチップスをこなごなに砕きます。パン粉よりひとまわり大きい程度になったら、袋を振って混ぜます。
4: オーブンの天板にアルミホイルをしき、軽くオイルを塗ります。(今回はオーブンシートを使いました)
5: サーモンを皮を上にして隙間なく並べたら、塩、胡椒をふり、ディジョンマスタードを皮にまんべんなく塗ります。
「このマスタードが、サーモンとクラストをくっつける糊の役割を果たしてくれるんですよ」
6: サーモンの上に3のクラストをのせ、指で押さえてしっかりと密着させ、オーブンに入れて焼きます。
「焼き時間は4枚なら15分くらい。加熱しすぎるとパサつくので気をつけて」
7: ポテトチップスのクラストが薄いきつね色になったら焼きあがり。お好みで、くし切りにしたレモンや、フレッシュディルの葉を添えてお召し上がりください。

サーモンのグリルの写真

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