ソフトドリンク

更新日:2004年11月27日

ジョージアのボトル缶3品とCMタレントの関連は? ジョージア・トライアングル

この秋、ジョージアから190gボトル缶入り製品が3品発売されました。テイストの異なる製品がどうして一気に発売されたのか、CMキャラクターとの関係を絡めて考えてみました。

多彩?脈絡がない?

今回の3品、ラインナップに統一性が無い気がしてなりません。スイーツシリーズといいながら、スイーツタイプの品が他に無い、香りや苦味に特化しているシリーズでもなく、かと言って豆にこだわっているシリーズでもありません。そこで、どうしてこんなラインナップなのか考えてみました。

ジョージアボトル缶3品

缶コーヒーという品物、まずブランドの共通イメージがあり、その上に各商品の特徴を持たせるということが多いと思います。たとえばサントリーのボスですと、『働く男の相棒コーヒー』というのが発売以来のコンセプトです。また、アサヒワンダですと『朝専用』というコンセプトでブランドを組み立てています。ターゲットを絞っているわけです。反対にジョージアは、ターゲットがとても広いのではないでしょうか。

昔のジョージアだと『街の珈琲専門店』(ツイン・ピークスキャンペーンの頃でしたっけ)や、『男のやすらぎ』(飯島直子さんや安田成美さんがCMに出演していましたね)という製品の特徴を表したキャッチフレーズが使用されていましたが、最近のキャッチフレーズからは製品の特徴が見えません。ターゲットを狭めてしまうキャッチフレーズが使えないのでしょう。

ターゲットに関することは、CMタレントからも同様のことが言えると思います。たとえば前述のサントリーボスだったらいかにも『ボス』な矢沢栄吉さん、アサヒワンダだったら朝からでもテンションの高い所ジョージさん。ところがジョージアは、藤原紀香さん・加藤あいさん・佐藤江梨子さんの3人組という個性の異なる3人です。これもキャッチフレーズ同様、広範囲なターゲットに合わせるためにはこれだけの人数が必要なのでしょう。
ところで、ジョージアのCMタレントは、昨年の『ジョージア・ラッパーズ』(米倉涼子さん・矢田亜希子さん・佐藤江梨子さん)から交代しています。過去にカネボウベルミーの自販機がコカ・コーラに売却されたことがあり、また、藤原紀香さんと加藤あいさんがカネボウ化粧品のCMに出演していたことから考えると、この秋のCMタレント交代はカネボウ絡みなのではないかと推理します。
では、今回の3品とCMタレント3人、どのように対応しているのでしょうか。独断で考えてみました。まず『スイーツシリーズ ホワイトショコラ』は甘いものを欲しがる女子学生向けということで、年齢が近い佐藤江梨子さん、『カフェアマーロ』は大人の苦味ということで加藤あいさん、『モカキリマンジャロ』はゴージャスなコーヒーの王道ということで藤原紀香さんが当てはまるのではと思います。

多彩なバリエーションを誇るジョージアコーヒー、趣味的にはとてもうれしいのですが、こんなに多品種で商売が成り立つのかちょっと心配です。でも、せっかく発売されたものですから、多彩な味や香りを楽しんでみましょうか。

ジョージアネット(ジョージア公式サイト)
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この記事の担当ガイド

写真

久須美 雅士

約16,000本のジュース缶を所蔵する清涼飲料史研究家。メディアでも活動中。

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