甘酒が家で作るものから店で買うもの、特にコンビニやスーパーマーケットが販売の中心となり、注目度の高いブランド名が必要になってきました。そこで出てきたのが、日本酒の名前です。日本酒を購入する場合、ブランド名で購入することが多いですよね。そこで、1990年代中期くらいから京都・伏見や神戸・灘の全国ブランドの日本酒の名前を冠した甘酒を見るようになりました。その当時、販売者は酒造会社の関連会社というケースが多かったですが、最近は酒造会社本体が販売者となっているケースがほとんどです。
また、有名ブランドでなくとも、名酒の産地の酒粕を使うことによりブランド力を上昇させるメーカーもあります。広島県西条市(ここも日本酒の産地ですね)のプリオ・ブレンデックス(宝積飲料)が販売している甘酒です。『西条産の酒粕使用』と缶に書いてあります。
 | プリオ・ブレンデックス(広島西条) |
最近は
『ボンカレーパン』や
『都こんぶあられ』のように、既存商品を合体して新しい商品を作り上げるケースが増えています。日本酒もただ飲むだけでなく、他の商品への展開が行われているわけです。新潟には地酒を使った『日本酒ゼリー』というものもあります。お酒は未成年が飲むわけにはいきませんが、甘酒だったら子供でも飲めます。子供の頃から自社の日本酒に慣れさせるということは無いでしょうが、日本酒を飲まない人たちへのブランド名の浸透には役立っている事でしょう。今後、どのような物と日本酒がタイアップするか、非常に楽しみです。