 |
| 夕暮れ時はとても静かだ |
彩の国さいたま芸術劇場
浦和に住む友人に誘われ、「ビストロやま」というところに出掛けた。まったくノーマークのレストランだ。場所は、というと埼京線は与野本町西口から徒歩6、7分位は歩くかも知れない。そもそも土地勘がないので、地図上のどこにいるかもわからないが、知らない街を歩くのは何か楽しいものだ。そして行ったことのない、それも情報が全くないレストランに出掛けるのも気分をワクワクさせる。
目印は『彩の国さいたま芸術劇場』。この中に入っているレストランが
「ビストロやま」だ。公共施設の中に入っているところでは、最近では
ポール・ボキューズ・ミュゼが人気だが、ここは美術館ではなくて劇場。
演出家の蜷川幸雄氏によりシェークスピアの戯曲の定期的な公演や高齢者の劇団員による公演など特徴ある活動がなされている。建物は段差を上手に組み合わせたシンプルでモダンなつくりになっている。テレビや映画のロケ地としても使われているようだが、理由もうなずけるような気がする。
 |
| 時間が許せば劇場の周りも散策したい |
夕暮れ時の広場は、モノトーンの建物の色にオレンジの灯りが彩りを添える。人を待つ時間がまったく気にならないほど、居心地がいい。ファミレスが並ぶ幹線道路がなければ時間の流れから隔絶されたとびっきりの場所かも知れない。
さて、夕闇が迫ってきたところで、レストランに入り、グラスでシャンパーニュをいただく。メニューはコース料理主体でよく言えば非常にシンプルでわかりやすく、ネガティブに捉えると品数がやや少ない。でもあれこれ選ぶ楽しさより、今夜はピンポイントでこれだ!という料理に出会いたい。そんなことをスタッフと話しながらコースの中からお勧め料理をチョイスする形で食欲のエンジンをかける。