・メタルギアソリッド2の「ここが懐かしい!」
このゲームではプレイヤーが主人公「ソリッドスネーク」になりきり、敵の基地に侵入して目的地にたどり着かなければなりません。もちろん手にはゴム鉄砲…じゃなかった、銃を持って。
このゲーム最大のポイントは「敵に見つかってはいけない」という事! 主人公は潜入のスペシャリストです。一人で多人数を相手にするのは分が悪いのでなるべく敵に会わないように移動します。
つまり! プレイヤーは「かくれんぼ」して敵から身を隠しつつ「お化け屋敷探検」のように建物を探索して回り、敵に見つかったら「ゴム鉄砲で撃つ」ように応戦するのです。子供の遊びの集大成のようだ!
そもそもゲーム自体が、主人公になりきるというゴッコ遊びのようなものです。プレイステーション2(以下PS2)だからこそ表現できる、映画のようなリアルな世界の中でスネークになったつもりでプレイできます。
ではメタルギアソリッド2をプレイ中の、我が家の会話風景を紹介しましょう。ちなみに僕が操作していて嫁はそれを見ている状況です。
僕「ぬぅ…ここは敵が多いな…」(既になりきっている)
妻「…」
僕「通路の敵が背を向けた瞬間に麻酔弾を撃ちこむぞ」
妻「…」(妙に緊張している)
一口メモ:今作は前作「メタルギアソリッド(PS)」の続編。ゲームの冒頭は前作の主人公ソリッドスネークが活躍するタンカー編から始るぞ!
僕「今だ!」
トスッ!
敵「ん…?」
妻「…!」
僕「気付かれたか?」
バタッ!
妻「ふぅ…」(とても緊張したらしい)
一口メモ:麻酔弾は当たった場所によって、撃ちこんでから麻酔が効くまで時間がかかる場合があるぞ! 要注意だ!
僕「この調子だな」
敵「ん…誰か居るのか…?」(気を抜きすぎて気付かれた)
僕「うわ!」
妻「バレちゃったよ! こっち来るよ!」(ビーという警告音でビビっている)
僕「て、敵だらけだ!」
一口メモ:タンカー編は意外と難易度が高いぞ! 見つかると囲まれる可能性が大だ! 気をつけろ!
僕「あ、ロッカーがある!」
バタン(ロッカーの中に隠れた)
妻「…」
ドタドタドタ
敵「どこに行った…!?」
ドタドタドタ
妻「見つかっちゃう…見つかっちゃうよぅ…」(半泣き)
僕「大丈夫だから!」
一口メモ:今回はロッカーの中に隠れることが可能だ! アイテムが隠されていることも多いから頻繁に開けてみよう! ロッカーの中からは外の様子が見えるぞ!
ドタドタドタ(大量の敵がうろうろしている)
妻「…」(息を止めている)
僕「…」(息を止めている)
妻「うぅ…」(本泣き一歩手前)
僕「大丈夫だから」(何故か小声)
妻「うえぇぇん」(緊張感に耐えられずついに泣き出した)
一口メモ:PS2の画像能力をフル活用した今作はとにかく超リアル! 隠れている時の臨場感はマジ泣きレベルだ!
ドタドタドタ…(敵が遠くに行った)
僕「ふぅ…もう大丈夫か」
妻「うぇ…」(立ち直ってない)
ピピー(無線が入った)
一口メモ:無線システムは健在。タンカー編はオタコン(前作にも登場)が親切にナビゲート!
僕「この先は赤外線センサー壊さないと進めないんだってさ」
妻「…」(立ち直ってない)
僕「主観モードで狙いを付けて…、よし、壊したぞ」
一口メモ:主観モードではスネークの視点で狙いを付けることができる。レーザーポインターが付いてるので狙いを付けるのは簡単だ!
僕「あ、二つめも壊さないといけないのか」
妻「…」(立ち直ってない)
僕「よーし…これで…あれ」
ドォォォォン!!
僕「あれ」(間違えて爆薬を狙撃したらしい)
妻「う…うわぁぁぁん!!!」(大泣き)
一口メモ:とにかくリアルだからのめり込みすぎると死んだ時立ち直れないぞ!
はっきり言って大人でも泣きます。敵に見つかった瞬間。
その時、不意に思い出すんです。子供のころじゃんけんで鬼を決めて、バタバタと逃げて、隠れて、ドキドキしながら鬼が気付かずに通り過ぎるのを待って…。
ドキドキ。
ドキドキ。
「いたぞ!」
「!!!!!!」
こんなに驚いてしまうのは、ひょっとして昔懐かしいかくれんぼを思い出して童心に帰ってしまっているのかも…しれませんね!
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