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TAKAみちのく、プロレスへの報恩(上)(3ページ目)

TAKAみちのくは、日本のインディーからメジャー団体、更には世界最高峰WWEまで席巻した数少ない一人。現在は自身で立ち上げたK-DOJOのみならず、業界の発展に日夜奔走。そこにはプロレスへの報恩があった。

執筆者:川頭 広卓

つまらなく見えた日本のプロレス

TAKA:もともとKAIENTAI-DOJOを作った理由に、ホームシックってのもありましたけど、自分が日本に帰って、何をやりたいかと考えた時に、色々日本のビデオとかも見ましたけど、日本のプロレスが凄いつまらなく見えたんですよね。技が技じゃない。技の発表会になってて、団体も細分化されてて、どこにも上がりたいと思えるリングがなかった。「だったら、自分で団体作っちゃえよ」って。

ガイド:なるほど。

TAKA:古き良き必殺技ありきのプロレス。プラス、ニューヨークで学んだ派手なエンターテインメント性を打ち出したかった。だから旗揚げ戦はいきなりディファで火薬使って、照明もバンバン入れて派手にやりましたね。お金あったんで。

ガイド:WWE貯金ですか?

TAKA:そうなんです。うちは団体作るにあたって一切借金していないんですよ。向こうで貯めたお金、何千万を使いましたから。今は何もないですけど(笑)。

後編へ続く

※1 Indeed:WWEマットでTAKAみちのく&フナキが行っていたパフォーマンス。2人のマイクアピールに対し、場内では英語の吹き替えが流され、最後はフナキの「Indeed(もちろん)」で締められる

※2 J-CUP:1994年に新日本プロレスが主催した団体の枠を超越したジュニアのトーナメント。TAKAみちのくは1回戦でブラック・タイガー(故・エディ・ゲレロ)と対戦し、後に名付けられた宇宙人プランチャをメジャーのマットで披露し、ファンの度肝を抜いた

※3 KAIENTAIはかつてみちのくプロレスで結成されたユニット海援隊がその起源となっている。

KAIENTAI-DOJOの集大成、5周年大会を刮目せよ!

4月8日(日) 東京・後楽園ホール 11:00開場/12:00試合開始 
『CLUB-K SUPER ev.6』
チケット:K-DOJO事務所 TEL 043-214-6960
(火曜日~金曜日/12:00~18:00)にて販売中

■対戦カード
・CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合
王者/真霜拳號〔RAVE〕 vs 挑戦者/KAZMA〔GET〕

・STRONGEST-K TAG選手権試合
王者/火野裕士、稲松三郎〔RAVE〕 vs 挑戦者/旭志織、大石真翔 〔GET〕

・シングルマッチ
TAKAみちのく〔GET〕 vs 円華〔RAVE〕

・シングルマッチ
アップルみゆき〔GET〕 vs 山縣優〔RAVE〕

・タッグマッチ
YOSHIYA、MIYAWAKI〔GET〕 vs ヤス・ウラノ、Mr.X〔RAVE〕

・8人タッグマッチ
筑前りょう太、十嶋くにお、PSYCHO、中川ともか〔GET〕
vs 柏大五郎、房総ボーイ雷斗、マイク・リーJr.、DJニラ〔RAVE〕

・ダークマッチ/10分一本勝負
安沢たく、藤澤忠伸、ヒロ・トウナイ
vs 梶ヤマト、滝澤大志、ランディ拓也



<関連リンク>
KAIENTAI-DOJO公式サイト
TAKAみちのくBlog
日刊KAIENTAI-DOJO
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