テクノポップ/アーティストインタヴュー

S-KLAPP~エレクトロPOP MUZIK(5ページ目)

S-KLAPP名義でアルバム『Born To Be ELECTRICAL』をドロップしたばかりのタナカトモナオさんにインタヴュー! ANATAKIKOUの松浦正樹さんをfeaturingした「DISCO45」を初め、聴き所満載。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

カヴァー曲

ガイド:
はい、思い切り、書かれていますね(笑)。
今回、オリジナルに混じって、ドナ・ルイス「I Love You Always Forever」、Mの「Pop Muzik」、 お馴染みストーンズの「(I Can't Get No) Satisfaction」、ネーナの「99 RedBalloon」などのカヴァー曲もされていますね。ドナ・ルイスのバラード曲は、もうS-KLAPPのオリジナルみたいな仕上がりですね。今回のS-KLAPPとしての作品群を聴いていて、最近、タナカさんがどんな音に注目されているか?、とても興味があります。
イラスト


タナカ:
今回のカヴァー曲のアレンジのインスピレーションになったものをあげていくと、「I Love You Always Forever」だと、SurkinやParaOne、Van She Tech。「Pop Muzik」だとGroove Armada(の「Get Down」)、TREVOR LOVEYS。「(I Can't Get No) Satisfaction」だとProduct.01、INKといった感じです。現在とはタイムラグがあるチョイスになりますが、やはりエレクトロものにインスピレーションを得る事が多かったです。

ガイド:
Surkinは僕も好きです。「Next Of Kin」なんかを若干20歳過ぎで作ってしまうのは、凄いです。邦楽洋楽問わず、どのあたりがDJ的にお勧めですか?

タナカ:
今なら、フィジェットハウスの流れで90'sレイヴの頃のサウンドを意識したものが増えてきているように思うのですが、その辺りの今後であるとか、エレクトロの流れで出てきた人達のなかでも、キレイめなアプローチも得意な人。思いつくとこではTeprやDOLBY ANOL といった人たちは気になりますね。 レーベルでいうとEDBANGERよりもRISEのほうが今は好みかもしれない。あと、若干ダビーだったりサイケデリックだったり、そういう要素を改めて上手く取り入れてるものを注目しています。全然DJ的な視点ではないですね(笑)、ゴメンナサイ。DJ的な部分でいえば、これからは自分のDJでは、セルフエディットしたものを積極的に使用するスタイルでやっていくようになると思います。

リミックスも!

ガイド:
今後の予定などあれば、ぜひここで発表してください。リミックス・アルバムのリリースの予定なんかもあるようですが、現在製作中なんですか? 楽しみです。

タナカ:
リリースの予定ですが、7インチに続き、12インチを切る予定です。これには、いま梅田KARMAで一緒にイベントをしているDJ ATSUUY やD.O.K.Iによるリミックス、セルフリミックスを収録予定です。

あと、novaFASEで発表した曲をS-KLAPPが再構築するという企画を考えています。その間に新曲もどんどん発表していきたいと思います。突然MySpaceにアップ、ってこともあるので気にしてもらえればウレシイですね。

ガイド:
ありがとうございました。楽しみにしています!
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