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笹公人さんと念力対談(2ページ目)

『念力家族』に続いて、『念力姫』『念力図鑑』と念力三部作を発表した歌人・笹公人さんにインタヴュー! TV出演! 高橋名人とのコラボもついにCD化!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

笹短歌~『念力姫』より



UFOにさらわれたという老人がテクノカットになりて還りぬ



――これはイメージが膨らみますね。スタートレックのスポック博士はテクノカットだったのではと。

たしかにそうですね。テクノカットは宇宙人ぽいイメージがあります。また流行らないかなぁ。



耳長き転校生はテラ戦士。春になったらたしかめてくれ



――一時期、笹さんはテラ戦士と自ら名乗っていた記憶がおぼろげにあります。菊地桃子さんが主演していた超能力映画『テラ戦士ΨBOY』ですね。

「テラ戦士」という言葉が、いかにも80年代SFアニメ的なダサかっこよさがあって、いまだに好きです。あの映画の主題歌「BOYのテーマ」(歌・菊池桃子)は名曲だと思います。

♪Lonely Romancer 出逢いはミステリー・・・

まさにその通りだと膝を打ちます。

――かなりつぼにはまったのが・・・恐怖新聞短歌とジュディ・オング短歌です。つのだじろうさんは笹ワールドに繋がっていますね。

小・中学生の頃、つのだじろうさんの漫画『うしろの百太郎』や『恐怖新聞』にめちゃめちゃハマっていたので、強く影響を受けていると思います。つのださんの漫画は、読者から送られてきた心霊写真や、体験談の手紙を直筆のまま紹介したりするので、リアルな恐さがありました。子供心に「子供相手にも容赦ないな~」と思っていました。トンデモ本を含めてオカルト・UFO・精神世界の本は何千冊と読んできたと思いますが、そのへんが「笹短歌」のバックボーンの一つになっていることは間違いないです。
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