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注目の海ドラ!『ダメージ』(3ページ目)

今月からBS2で放送開始された海外ドラマ、『ダメージ』。エミー賞ノミネート可能性大の法廷サスペンスの決定版『ダメージ』のみどころ、あらすじをご紹介します!

執筆者:堀川 樹里

Cheers「Cheers」でエミー賞に11年連続ノミネートされ2回受賞しているテッド・ダンソン

『ダメージ』キャラクター紹介

■パティ・ヒューズ■ニューヨークに法律事務所を構え大成功を収めているカリスマ的女性弁護士。感情の起伏が激しく、予測不可能な言動に周囲は振り回されがちだが、全ては勝訴を手に入れるためのもの。勝訴のためなら手段を選ぶことはしない。この世は権力が全てだと考えているふしがあり、男性を見下すこともしばしば。マスコミにも裁判官にも注目され、社会的にパワーを持つ女性弁護士だという高いプライドがある反面、母親としては失格であることを痛感している。

グレン・クローズ
1947年3月19日、コネティカット州グリーンウィッチ生まれのグレンは、映画『危険な情事』(1987)でブレイクし、『危険な関係』(1988)、『101』(1996)などに出演。サイコな悪女役を演じたら右に出る女優はいないと称されるようになった。

銀幕スターのイメージが強いが、『ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~』や『ザ・ホワイトハウス』『ふたりは友達? ウィル&グレイス』などの人気ドラマやテレビ映画にも出演しており、エミー賞やゴールデングローブ賞を受賞している。また、舞台でも活躍しておりトニー賞を3回受賞している。

私生活では2度の離婚を経て1988年4月長女を出産。2006年2月長年交際していた企業家のデビッド・ショーと結婚し、おしどり夫婦として知られている。

■エレン・パーソンズ■
ロースクールを卒業し、法律の世界に足を踏み入れたばかりの夢と希望に溢れる新米弁護士。精神的にサポートしてくれる恋人デービッドからもプロポーズされ、公私ともに充実した日々がスタートしたはずだった。純真な心の持ち主で、理想主義者であったが、社会のダークサイドに触れ、またパティの思惑により思い描いていた人生が壊されていく。

ローズ・バーン
1979年7月24日、オーストラリア・シドニー生まれのローズは、12歳で映画デビューを果たし数多くのオーストラリアTVドラマに出演。2008年1月に急死したヒース・レジャーと共演したこともある。

2002年映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でハリウッド入りし、『トロイ』(2004)や『マリー・アントワネット』(2006)などの話題作に出演。

私生活ではオーストラリア人監督/脚本家ブレンダン・コーウェルと交際しており、現在も遠距離恋愛中だと伝えられている。

■トム・シェイズ■
ヒューズ弁護士事務所のナンバー2で、これといった弱みはないがパティに絶対服従状態の中堅弁護士。チャーミングな性格で人当たりはよい。温和な性格で基本的に常識人だが、一人娘のためにもドロドロな法の世界でどうにか生き延びようと必死になっている。

テイト・ドノヴァン
1963年9月25日、ニュージャージー州テナフライ生まれのテノトは、南カリフォルニア大学時代に業界コネクションを作りテレビドラマやテレビ映画に出演。

『アリーmyラブ』『ホミサイド 殺人捜査課』『フレンズ』など数多くの人気ドラマに出演しており、『The OC』ではミーシャ・バートン演じるキャラクターの情けない父親役として大当たりした。

私生活では、大学時代に仲良くなったジョージ・クルーニー同様プレイボーイとして知られ、ハリウッド女優サンドラ・ブロックや『フレンズ』で共演したジェニファー・アニストンと婚約したこともある。2005年に結婚した女優のキングスバリー・コリンヌとは別居を経て先日離婚を申請。

■アーサー・フロビシャー■
株価操作疑惑のかかっているパワフルな実業家。刑事裁判で証拠不十分のため無罪になったが、倒産した会社の株に投資させられていた元社員たちの集団訴訟に頭を痛めている。ワンマンで自己中心的、非常識な性格の持ち主だが、家族を愛し、皆から愛されたいと切望するソフトな一面も持ち合わせる。長年担当してくれている弁護士レイ・フィスクを深く信頼している。

テッド・ダンソン
1947年12月29日カルフォルニア州サンディエゴ生まれのテッドは、1970年に人気昼メロ『Somerset』でTVデビューし、『私立探偵マグナム』など数多くのテレビドラマに出演した後、1982年に放送がスタートした『Cheers』で元野球選手のバーテンダー、サム役を演じ大ブレイク。11年連続してエミー賞にノミネートされ、うち2回受賞している。

『スリーメン&ベイビー』(1987年)や『プライベート・ライアン』(1998年)など映画にも出演しているが、基本的にテレビを活動の拠点としており、米HBOチャンネルの人気ドラマ『ラリーのミッドライフ★クライシス』などに出演している。

■レイ・フジスク■
アーサー・フロビシャーの弁護士。パティとは長年弁護士として法廷や示談交渉の場で対決しており、お互いをライバル視している節もある。弁護士としては一流で成功を収めているが、それが多くの人々の代償の上に成り立っていることを知っている。頭脳明細で冷静、冷酷であるが、周りに誰もいないふとした瞬間弱い部分が出ることもある。

演じているのは『ホミサイド 殺人捜査課』のエド・ダンバース検事、『24』シーズン1のアンドレ・ドレーゼン、『OZ/オズ』のジェームズ・デブリン知事を演じていたジェリコ・イヴァネク。

■デービッド・コナー■
エレン・パーソンズの婚約者で、医者の卵。インターンとして多忙な日々をおくり、エレンとはすれ違いが多いが、愛するエレンの希望を最優先させサポートする広い心の持ち主。ドラマのキャラクターの中で、唯一「表裏のないクリーンな人物」であり、フォロビシャーのケースの鍵を握るケイティの弟でもある。

演じているのは『エド~ボーリング弁護士』『Law & Order:性犯罪特捜班』『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』などにゲスト出演しているノア・ビーン。

■ケイティ・コナー■
エレン・パーソンズの親友でデービッドの姉。調理師としてケータリング・サービス会社の派遣スタッフを務めていたが、2002年にフォロビシャーが主催したイベント用の料理を担当したことから、フォロビシャーがレストラン出資を提案。念願のレストラン開店準備に追われていたが、フォロビシャー絡みの件で脅しを受け激怒。危険なのを承知でエレンに協力することになる。

演じているのはフランス生まれのイギリス人女優アナスタシア・グリフィス。イギリスのTVコメディで活躍しており、ニューヨークで行われていた『ダメージ』のオーディション締め切りぎりぎりで飛び込み参加し見事採用された。


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