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あなたのお子さんはどのタイプ? お砂場・校庭の心理学

新学年が始まって、子ども達も人間関係を手探りしています。でもお砂場でも校庭でも力関係ができてしまうのは世の常。そんな時、子ども達にはどのような心理や役割が生まれているのでしょうか。

河崎 環

執筆者:河崎 環

子育てガイド


《INDEX》
Page1 新しい集団へ/砂場や校庭で学ぶもの

Page2 「集団の力学」/子どもの行動パターン

Page3 あなたのお子さんはどのタイプ?


新しい集団へ

新学年が始まり、子ども達も新しい環境に適応しようと手探りをしています。大人でさえ、新しい職場や新しい土地に行けば人間関係でへとへと。子ども達も同じです。

教室や遊び場を見回すと、そこでは子どもたちの人間関係の図がよく見えてきます。集団で行動することに固執する子もいれば、単独行動をする子も。大人をよく観察している子ども達は、早くも「ボス」になる子もいれば、「部下」となる子もいます。


砂場や校庭で学ぶもの

残酷なようですが、子どもの社会にも力の関係が生まれます。それは生物として当然の営み。しかし、社会的動物である人間は、その関係を通して「学び」、発達・適応していくのです。

子どもにとって、学校や校庭や遊び場はそうした社会勉強の現場となります。『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』なんてベストセラーの本もありましたよね。親や教師は、彼らが他人との付き合い方を学び、成長していくことを手伝うわけです。

次ページ: 「集団の力学」/子どもの行動パターン
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