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「マークス」デザイン手帳の魅力(2ページ目)

カジュアルデザイン ダイアリーで確固たるポジションを築いているマークス。意外にもマークスが手帳に進出したのは、わずか10年ほど前のこと。その躍進の原動力になった訳、そして代表的なダイアリーを紹介!

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


マークスを代表するダイアリー

きっと一度はこの印象的な表紙をご覧になったことがあると思う。表紙にスライドジッパー付ポケットを備えたユニークなスタイル、その名も「storage.it(ストレージ ドット イット)」。
マークス ダイアリー 「storage.it」
マークスのフラッグシップダイアリー「storage.it」。サイズ、カラーバリエーションも豊富。写真のB6サイズは1,785円。

これは2006年にリリースされたダイアリー。余りにもインパクトが強いせいだろうか、もっと以前から見かけていたような気もする。
マークス ダイアリー 「storage.it」
見慣れているはずのスライドジッパーがとっても新鮮。

実は、このジッパースタイルは、ダイアリー以前にファイル等で展開していて、それをダイアリーに応用したところ、大ヒットに繋がったという。

そもそも手帳にはカードやペンといった収納はあっても、それ以外の大容量のポケットはなかった。

一方でユーザーはいろいろな物入れて持ち歩きたいというニーズがあり、それがマッチしたという訳だ。ペンはもちろん消しゴム名刺入れや電卓、定規なども入れておくことができる。
マークス ダイアリー 「storage.it」
ペンを入れるまと、また違った顔になる。

いわばダイアリーとペンケースを合体させたものだ。

実際に今回手にしてわかったのだが収納スペースは思ってた以上に大きかった。表紙だけではなく、ポケットの底は、裏表紙にまで繋がっていた。
マークス ダイアリー 「storage.it」
裏表紙までワンポケットになって大容量の収容力。

マークス ダイアリー 「storage.it」
ペンホルダーも付いている。

マークス ダイアリー 「storage.it」
ペンなどを入れると、さすがにこんな感じで膨らむ。


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