読書中に書き込みがしやすくなるペン(2ページ目)

意外と握りやすいへこんだボディ

先ほども触れたように「おんぶっく」にはシャープペンタイプとボールペンタイプの2種類がある。これは好みで選べばいいと思う。私はどちらかというとシャープペン派なので、こちらを主に使っている。

シャープペンは、いつもの通りノックをすればカチカチと芯が出てくる。ユニークなのはキャップの中に隠されている消しゴム。これがボディのスタイルに忠実にあわされていて、半円形をしている。

しかし、考えてみると、丸軸よりやや尖っている部分もあり、細かなところを消すには最適とも言える。

私は電車に乗った時など、ちょっとした隙間時間に読書することが多い。その状態で本に書き込みすると、どうしてもペンが上向きになることが多い。私のような使い方をされる方はシャープペンの方が安心だろう。

一方、ボールペンはノックを押して芯を出し、引っ込めるにはボディのへこみにあるボタンを押すというもの。ちょっと慣れが必要かもしれない。

豆型軸をしたペンの書き心地は、すこぶるいい、とまではいかないが、思ったよりも快適な印象。

ペンのへこみ部分に親指を添えたり、人差し指または中指で押さえてもOK。つまり、へこみについてはそれほど神経質にならなくてもいいようだ。そもそもこの「おんぶっく」は長時間非筆するというタイプのペンではない。