シューケア・手入れ

更新日:2008年08月14日

靴の「底」のケアについて考える その1

今回と次回の「シューケア技術向上講座」は、靴底特に革底のお手入れについて考えます。雨降り後の処置が面倒そうで敬遠する方も多いですが、これを知ってしまえば多少の雨なんて気にせず履けるようになりますよ!

解っている人は、ちゃんとやっています。

レザーソール
ハイテク素材がいくら増えても、ドレスシューズの底材の王道は、やっぱりレザーソールでしょう。ただ、雨などで濡れたものをそのまま放置すると、このようにひび割れてしまい、結果的に交換の時期を早めてしまいます。


ドレスシューズとは切っても切れない縁にあるソールやヒール。案外気づいていない方が多いのですが、靴のパーツの中で一番酷使されてしまうのは、何と言ってもここでしょう。道路の汚れや泥、細かい砂利や雨などの水滴、時にはガムのような厄介なものを踏みつけてしまっても、黙々と機能を果たす文字通りの「縁の下の力持ち」です。

でも、その重要性を気付かれていないがゆえに、この部分をお手入れしている方はかなり少ないのが現実。逆に気付いている方の一部には、一見メンテナンスフリーのように思えるラバーソール系のものを愛用するケースも暫し見られます。雨に濡れてしまうと乾きにくいし、汚れも取りにくいので、レザーソールは取り扱いが面倒臭そうな印象があるのかな?

ただ、自然な「しなり」があって弾力性に富み、通気性も抜群に優れていているので、どんなにハイテク系の底材が登場しても履いていて一番ホッとできるのは、やっぱりレザーソールの靴。上記の理由だけでそれを敬遠してしまうのは、あまりに勿体ない!そこで今回は、今後もドレスシューズの底材の王道であって欲しいレザーソールのお手入れについて、ちょっと考えてみたいと思います。


次のページは、まずレザーソールの「汚れ」をどう取るか? 嘘みたいなものが登場します!
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飯野 高広

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