カーナビ・カーオーディオ/カーオーディオの知識

デッドニングは自分でできる!?(2ページ目)

DIYでのクルマいじりの味方、エーモン工業がショップと合同で開催したデッドニングセミナーにお邪魔した

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

DIY好きから初心者まで気軽に参加できるセミナー

セミナー当日は10台以上が参加。参加者のクルマいじり歴はさまざまなようで、見るからにDIYのクルマいじりが好きそうな人は、作業がスムーズに進んでいるし、今回初めてドアの内張を自分で外したという人も、たどたどしい手つきながら、マイペースで作業している。カップルの参加者がいたのにも驚き。真剣かつ楽しみながら作業を行っている。
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丁寧かつ真剣に作業を行う参加者。制振材を張り込む前に鉄板をクリーニング

当日は終了までいることができなかったので、残念ながら作業が完了したクルマの音は聴けなかったが、デッドニングを施したクルマの音が、ノーマルとはまったく違うのは経験済み。余計な響きが無くなるのでスピーカーが純正のままだと低音が弱くなったように感じることもあるが、それは音楽の忠実再生には不要な共振が少なくなったからで、全体的に音がクリアになり、細かい音まで聞こえるようになる。

スピーカーも交換すればさらに効果的

この日のセミナー参加者は、スピーカーを交換せずにデッドニング作業を行っていた人が多かったが、スピーカーも市販品に交換すれば、よりデッドニングの効果が活きるだろう。とくにコンパクトカーなど、あまり純正スピーカーにコストをかけていないクルマなら、デッドニング+スピーカー交換の効果はてきめん。音の解像度が格段に高まるし、低音から高音までバランス良く音楽を再生できるようになる。
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スピーカーを市販モデルに交換すればさらにデッドニングの効果が活きる

この日のように、ショップと合同のセミナーなら、店内で音を確認し、気に入ったスピーカーを購入して装着することもできるし、インナーバッフルが必要ならば、すぐにお店から入手できる。また、既成のインナーバッフルが無いクルマなら、有料だが専用のバッフルを作ってもらうこともできる。それよりなにより、ドアの内張りは、何度も外したり付けたりすると、立て付けが甘くなってびびり音が出やすくなる。だから、一度、ドアの内張を外したら、必要な作業は一気に済ませたほうがいいのだ。

エーモン工業では、今後もデッドニングをはじめとしたクルマいじりのセミナーを続けていく予定。近々では、スーパーオートバックス横浜みなとみらいやスーパーオートバックス羽村で予定されている。また兵庫県のセントラルサーキットで、大規模なイベントも予定。デッドニングをはじめとしたDIYのクルマいじりに興味がある人は、エーモン工業のホームページでイベント情報をチェックしよう。
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