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プリウス“ブレーキ不具合”から分かること(2ページ目)

トヨタの現行プリウスに見られるブレーキ不具合。日米含め、約30万台がリコールの対象になるという。既に納車済みの人、まだ納車待ちの人、どう対応すればよいのだろうか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ディーラーの真価が問われる

プリウス
今回、リコールの対象となるのは、2010年1月末までに販売された現行プリウス。日米合わせて約30万台に上る

ブレーキ抜けに遭遇していない人は、当面問題ないと考えて良い。私のプリウスもここに含まれるけれど、相当いろんな条件で試したのに問題なかった。とはいえ心配だろうから、トヨタから連絡あり次第、制御プログラムの書き換えをしてもらおう。

そうそう。今回の件で未だ連絡のないディーラーでプリウスを買った人は、次からよ~く考えること。顧客サービスなど全く考えていない売りっぱなしのディーラーです。私がプリウスを買ったディーラーは、騒ぎになった翌日に電話を掛けてきました。

もちろん私だけでなく、全ての顧客に電話したそうな。「ブレーキ抜けが出ているプリウスはありましたか?」と聞いてみたら「幸い私のディーラーのお客さんからはそういった声が出ていません」。問題あった時にディーラーの実力解ります。

これから納車される予定の方は、すでに対策済みの制御コンピュターに切り替わっているということで心配ない。むしろ今回の騒ぎでキャンセルなど出ていると言うから、納期早まる可能性大。キャンセルされたクルマを値引きさせて買うのも手か?

今回の件、既納客に対しどういった対応をするかでトヨタの評価は大きく変わる。コンピューターを書き換えてオシマイ、じゃ納得すまい。私はトヨタ車でこういった決定的なトラブルに遭遇するの3回目。今までは修理してオシマイ。だから全く期待してません。
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