SUBARU(スバル)/インプレッサ

奥さんも乗れるインプレッサSTI(2ページ目)

インプレッサのスポーツチューンモデル「インプレッサ WRX STI」に、AT仕様の「A-Line」が追加された。WRX STIの持つ走りの愉しさはそのままに、AT仕様ならではの使いやすさが光っている。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ラリーカーではなく、レーシングカー

インプレッサ走り
2800~6000回転にわたって最大トルク35.7kgmを発生。フラットな特性を持つ。扱いやすいのはもちろん、力強く、息の長い加速を愉しむことができる

試乗してみると2リッターターボとキャラクターが全く違う。2リッターターボは2500回転くらいから43kgmという強力なトルクを発生するものの、4500回転あたりで振り切れる。ラリーでは高回転域まで使わないからだ。

片や2.5リッターターボは2500回転で35kgmを発生し、そいつが6000回転まで続く。高回転まで回せば速いというレーシングカーのようなエンジンだということです。

最高出力は2リッターが308馬力。2.5リッター だと300馬力。ただ競技に使うのでなければ2.5リッターターボですら「こんなパワーあったって使い切れません!」というイメージ。

インプレッサギア
Dレンジ走行中でも、パドルシフトを操作するだけでマニュアルモードに移行。シフトダウン後のエンジン回転数を同期させるブリッピングコントロールが、気分を盛り立てる

テストコースでアクセル全開してみたら、まぁ速いの何の! パワフルなクルマを運転していると、理屈抜きで楽しい。ATながらシフトダウンする際は「ヒール&トゥ」の時と同じような「中ぶかし」制御も入っており気分が出る。

もちろん普通のATなので奥さんのお買い物だって楽々こなす。嬉しいのが価格。マニュアルミッションより53万円も安い 315万円です。


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