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ある意味「優等生」な新型アルファード(2ページ目)

ダイナミックなエクステリアで多くの支持を集めたアルファードが、約6年ぶりにフルモデルチェンジ。見た目は初代を踏襲しつつ、中身が大きく変わった新型。果たしてその成績はいかに?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

人によっては納得できないかも

2列目シート
初代よりも格段に快適性が増した二列目シート。長身の人にはまだ少し物足りない面もあるが、出来栄えはかなりいい

続いて新型アルファードのセールスポイントになっている「エグゼクティブパワーシート」なる最上級グレード用の足置き付き豪華シートと、16チャンネルアンプ+18スピーカーのオーディオを味見してみた。

シートは長距離国際線用ビジネスシートを一回りコンパクトにしたような雰囲気。私の身長だと足置きの機能がやや物足りないけれど、相当良く出来ている。このシートに座りながら、映画など見ていれば4~5時間くらいの移動はあっと言う間。

オーディオについちゃ「普通の人なら大満足でしょう!」レベル。されど私のようなアンポンタンだと絶対的なアンプの出力が足りないようで(大出力アンプを付けたら内装材が震える?)、決定的な満足度は得られず。

アルファード走り
エアロパーツと18インチアルミホイールを採用したSシリーズ。350Sと240Sの二つのラインナップがある

新型アルファードの評価は、クルマに対する要求レベルで大きく変わってくるんじゃなかろうか。実際、このくらい仕上がっていれば、95%以上の人が「大満足」という判定を下すに違いない。

しかしクルマ通やクルマに夢を持っている人だと、全ての点で90%という感じ。つまり「少し納得できない」という判定になってしまう。とは言えウルサイ人達を100%満足させようとしたら、おそらくコスト的に折り合いが付かなくなる。

ヴェルファイア
ネッツ店で販売を行う兄弟車のヴェルファイア。力強さを感じさせる若者向けのデザインである
私はどういうクルマを望んでいるのか? 平均80点でもいい。けれど期待を超える110点が混ざっていて欲しいのだ。クルマを「文明」だと考えれば新型アルファードは優等生です。けれど「文化」(趣味の対象と言い換えてもOK)面で評価したなら、突出した魅力に欠ける。

以下、無視していただきたく。時代錯誤のクルマ好きにとっては、新型アルファードよりハイエースの方が光って見えます。

撮影:尾形和美・カーセンサー
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