ほっこりロマふわ 2010-11秋冬NYコレ[前編](2ページ目)

ワイルド＆グラマー！もこもこファーが台頭

■Malandrino（マランドリーノ）


ファーのパート使いは今シーズンの大本命。種類の異なるファーを、贅沢にミックス。力強くもしなやかなふくらみがグラマー＆リッチな魅力を放っている。それをリラックスにドレスダウンするのが新リュクススタイル。サルエル系のゆる系パンツで合わせた遊牧民ライクなスタイルは、「着ぶくれ」とは別次元の軽やかさとエレガントなムード。


■doo.ri（ドゥー リー）


艶やかな色気を放つ、毛足の長いファーを、重たく見せない新発想がみずみずしい。フェミニン＆ゴージャスに仕上げたいときに絶好のアイテムだ。ファーの持つリッチさと揺れ動き感を生かしながら、上半身にボリュームを持たせている。反対に、ボトムは異素材のリラクシングなジャージー素材でコントラストを際立たせた、メリハリのついたスタイリングが冴え渡る。


■Jen Kao（ジェン カオ）


上半身に思い切ってボリュームを持たせるという今季のムーブメントを象徴するスタイル。ファーを腕部分だけに使う新テクニックが目を引く。あえてバランスを崩したボリューミーアームがかえってラグジュアリー感を引き出している。レザージャケットの上からファーを羽織っているかのような錯覚も生むフェイクレイヤード風のトリック仕掛けも遊びが利いている。ワイルドとエレガンスが融け合った新世代ファーを実感させるルック。


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