カラーコーディネート/カラーコーディネート関連情報

動と静が織りなす2010春夏カラートレンド(2ページ目)

2010春夏のカラートレンドは、昨シーズンの黒から一転して、動的な明るい色に注目が集まっています。しかし、メイントレンドは、静的なイメージのカラーグループです。2010春夏のカラートレンドを探ります!

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

明るい色/鮮やかな色が映し出す「動」のトレンド


カラートレンドは、「静」的なイメージと、「動」的なイメージの両方が併存し、両者が絡み合いながら、変化しています。今季2010年春夏カラーの基調は「静」の方向ですが、対照的な「動」のイメージも併存しています。インターカラーは、2010年春夏のカラートレンドして、5つのカラーグループをあげています。このうち2つが「動」的なイメージを表現するもので、甘いパステルカラーのグループ、ブライドやビビッドトーンの強い色のグループがあります。

■明るい色
明るい色
これから始まる2010年春夏シーズン、透明感がありブライトな輝きを放つ明るい色は、夢(dream)高価な物(preciousness)といったイメージを表現するものとして、注目を集めています。あなたの一票で、明るい色を支持した50パーセントを超える人々のマインドは、このような「動」の方向に向かっているといえるでしょう。


■鮮やかな色
鮮やかな色
ブライトやビビッドトーンの強く鮮やかな色は、動的な(dynamic)なイメージを表現します。ファッションのカラーコーディネートでは、アクセントカラーとして取り入れると効果的ですが、2010年春夏シーズンの始まりを告げる、クルーズラインを中心に、マリンカラーのブルー系(ネイビー=紺)が注目を集めています。レッド系の色との組み合わせが、動的なイメージを強調するでしょう。


⇒⇒次は、2010年のメイントレンドとなる「静」的なイメージを表現する、深みのある色/渋みのある色をご紹介します!
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