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エンターテインメントの色 その1 さすが!AIBOのカラー展開に学べ(2ページ目)

9月22日発売、新型AIBO「LATTE」と「MACARON」。これまでのAIBOの歴史に出てきた色で「形を大きく変えたら色はあまり変えない」のセオリー通り。AIBOシリーズの優秀なカラーリングに注目!

執筆者:細谷 美千代

ドレスアップした2ndアニバーサリーAIBO
マジョーラカラーとは?
色は必要最小限でよい-AIBOの歴史-
この秋、新しく「ラッテ」と「マカロン」登場!


色は必要最小限でよい-AIBOの歴史-

これまで様々な色のAIBOが出ていますが、決して奇をてらった派手さはなく、むしろ地味ではないかと思われるくらい、カラーバリエーションは必要最小限に抑えられています。最初に出たAIBO『ERS-110』のブランドイメージを崩さずにシリーズが続いています。

まるで子犬のようですが、メタリックなシルバーの輝きと質感とボディラインが、やはりこれは生物ともおもちゃとも違う精密なロボットであると印象づけました。

クールな路線はそのままに、前回の「シルバー」から少しだけ色幅を広げました。色の選択、数量限定販売により、エンターテインメントロボットのトップの座を不動のものに。

子ライオン風の第2世代が3色登場。 当時の流行色でもあった「ゴールド」は、秋らしく、ライオンらしく、また新時代への微熱を放つ光のような色でした。

“カラーコレクションSpring2001”と称した春だけの期間限定。それまでの金属的な印象とは違い、より動物らしい体温と親しみを感じさせる色。それでも普通のおもちゃとは違う高級感、重量感を保っています。

そして3種類のマジョーラカラー出現。見る角度で変化する不思議な色がウケています。 色の変化の幅が大きすぎると派手でキッチュなイメージになりますが、AIBOは落ち着いた深みのある色であるため洗練された上品なイメージがかもし出されています。


全AIBOが集合してもすぐファミリーだとわかるのは何らかの統一感があるから。製品をシリーズ展開する場合は、色も形もがらっと変えてしまうのではなく、形を変えたら色の変化を少なく、形がそのままなら色を変える、というように色と形のバランスを上手にとることが大切です。

さて、このセオリーは、果たして新しい仲間「ラッテ」と「マカロン」にも継承されているでしょうか?次のページへ!


                                


  
関連サイト:ソニー AIBO
関連サイト:新型AIBO「ラッテ」と「マカロン」
関連サイト:インダストリアルデザイン>ロボットのデザイン
関連サイト:インダストリアルデザイン>プロダクトマネージャーは面白い
関連サイト:ひとり暮らし:ペットやグリーンと暮らす(ロボットペットあり)
関連サイト:ソニーファンクラブ「アイボって?」
関連サイト:ソニーファンクラブ「究極の選択!アイボ VS 新井さんちの愛犬(ぴあの)」

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