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小学校で英語を教えたい人々が増えている!(2ページ目)

児童英語教師になって、小学校で英語を教えたい人々が増えていますね。小学校の教壇に立てるようになった私の事例をご紹介します。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

通信教育で小学校教員免許2種を取得

小学校で教えたい児童英語教師にとって、小学校教員免許は通行手形のようなもの。水戸黄門の印籠くらい威力があるといいのですが、そうでもありません。でも必修化も近いので、今後は持っているほうが得です。
小学校で教えたい児童英語教師にとって、小学校教員免許は通行手形のようなもの。水戸黄門の印籠くらい威力があるといいのですが、そうでもありません。でも必修化も近いので、今後は持っているほうが得です
一大決心でした。小学校免許取得のための膨大な単位数を考えると相当な努力が必要になります。実際に小学校の教壇に立つことは出来ていても、近所の英語を話すオバちゃんにしか過ぎない。いつまで経ってもボランティア講師の枠でしか働けない。こういう事実があると、教員免許がどうしても欲しくなります。

私は仏教大学の通信教育を受ける決心をしました。そして1年後、小学校教員免許2種を取得。平成14年度から非常勤講師として市内の小学校2校に週8時間の英語活動ができるようになりました。毎年少しずつ契約の変更はありますが、現在も教壇に立つ日々です。

3年前からは特別非常勤講師にしてもらいました。大学院入学のためでした。特別非常勤講師には教員免許状は必要ありません。誰でも講師になれます。折り紙の専門家、お芋の専門家の授業など市内に住むその道のプロの方々や、児童の祖父母たちが先生になることもあります。

私の現状の立場には、教員免許もボランティア講師認定証も必要ないので、頑張って取得した意味がないかもしれませんが、毎年の更新時に、県教育委員会から教員免許状の写しの提出を要求されます。変な矛盾を感じながらも提出しています。

小学校で常勤講師になることもできる

教員採用試験を受けなくても、市教育委員会に登録して常勤講師になれば担任にもなれます。普通の仕事もしなければなりませんが、英語指導にも力を注ぐことができます。私の場合も教員免許取得後に市に登録してあるので、毎年3月になると、常勤講師にはならないかという電話がかかってきます。

ここ最近の傾向として、小学校に中学校の英語教員免許をもつ先生が赴任することが目立ちます。また、小学校教員免許をもつ中学校英語講師として採用された常勤講師が市内小学校数校で指導をすることも多くなってきました。中学校の英語講師が小学校英語を指導することには疑問もありますが・・。

>>もうボランティア講師の時代じゃない?>>

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