3/3 来春からインターナショナルスクールになる幼稚園です　バイリンガル環境で育つ園児たち [子供の英語教育] All About

英語で「朝の会」が毎日！

お天気カレンダーは毎日の活動

とにかく毎日繰り返される「朝の会」では英語で歌を歌ったり、天気を尋ねたり、休んでいる子どもの確認など忙しい朝の行事を英語中心で行われています。日本人の先生の弾くピアノにあわせて日本語の歌も歌います。

私が印象的だったのは「お天気カレンダー」です。外国人の先生から毎日の天気を英語で尋ねられ、カレンダーに天気の絵を貼っていくというものです。子どもたちの生活の中でごく自然に天気を扱い、ごく自然に行事をこなしていく。これがインターナショナル幼稚園の良いところですね。

英語の語句やフレーズの習得が重要じゃなくて、フレーズは子どもたちの生活レベルの中で必要となったときに自然に出てきます。絵本の読み聞かせも「帰りの会」で毎日行われています。

サニーサイドインターナショナル幼稚園には９名の外国人教諭（2004.1１月現在）が働いています。このような環境で仕事をしている日本人教諭の方々の英語力は確実に上がってるそうです。「特にリスニング力があがっているという実感がある」と教諭の一人が話してくれました。

卒園したらどうなるの？

岐阜市には小学校をもつインターナショナルスクールがありません。サニーサイドインターナショナルを卒園した子どもたちは一般の小学校へ進みます。岐阜市は2004年4月から英語教育特区のプログラムをスタートしているので、子どもたちは週に一度は英語に触れる機会があります。

卒園後のフォローとして、サニーサイドインターナショナル語学センターがあります。卒園した子どもたちが英語教室に来て英語力の維持につとめています。

＜清水のはみ出しコラム＞
小学校もインターナショナルスクールに入学を希望される保護者も多くなってきています。小学校をもつインターナショナルスクールは子どもの英語力、保護者の英語力レベルを問うところが多いです。親もがんばって英会話をトレーニングですね！あっ、でも日本人の入学の枠はあまり広くはないですよ。

＜参考までに・・＞
2005年4月に開校する新しいタイプのインターナショナルスクールがあります。日本人児童が９割を占めるスクールになるでしょう。下記２校は校舎も新築する大きな学校です。

●群馬県太田市　「ぐんま国際アカデミー」（初等部～）・・太田市が構想した英語イマージョン教育の私立学校。日本の学習指導要領に沿う内容です。来年度は小１生と小３生の募集です。一クラス３０名。プリスクールも募集中です。
●神奈川県相模原市　「ＬＣＡインターナショナルスクール小学部」・・元小学校教師の山口先生が設立した英語イマージョン教育のスクール。日本の学習指導要領も考慮されています。国語以外はすべて英語で指導されます。募集は小１～小３。