ハワイ/マウイ島・ラナイ島・モロカイ島・カウアイ島

カウアイ島のエリアガイド(5ページ目)

小さな島ながら見どころ満載のカウアイ島ですが、他島に比べ訪れる日本人がまだまだ少なく、その魅力はあまり知られていません。そこで、島の玄関口リフェを中心に、エリアごとの特徴や見どころを早わかりで紹介。次のハワイは、素朴でのんびりとした時間が流れるカウアイ島へ行ってみませんか?

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

プリンスヴィル/ハナレイ

ハナレイビーチ(画像協力:ハワイ州観光局)

2009年の「アメリカ・ベスト・ビーチ」で全米No.1に輝いたハナレイビーチ。映画「南太平洋」の舞台としても有名(画像協力:ハワイ州観光局)

リフェから続く56号線を北上すること約60分。雨が多い島の北部は、緑が深く、しっとりと落ち着いた雰囲気のエリアです。ハナレイ湾を望む高台のプリンスヴィルは、カウアイ最大の高級リゾート。2009年に全面改装で生まれ変わったセントレジス・プリンスヴィル・リゾート(旧プリンスヴィル・リゾート)、名門のプリンスヴィル・ゴルフクラブをはじめ、コンドミニアムやテニスクラブ、乗馬場のほか、ショッピングセンター、警察署、消防署もあるリゾートタウンです。 

その隣、ハナレイは、サーファーが集まるひなびた雰囲気の町。町の中心にあり、レストランや土産屋が集まるハナレイ・センターは、ドライブ途中の休憩に最適。美しい三日月形のハナレイビーチでは、サーフィンやスノーケリング、カヤックなどのマリンスポーツが楽しめます。

カウアイで一番美しいといわれるハナレイ渓谷展望台からの眺め

カウアイで一番美しいといわれるハナレイ渓谷展望台からの眺め

このエリアでは、絶景ポイントも必ずチェックを。カウアイ最北端(=ハワイ最北端)に建つキラウエア灯台は、1913年建造の歴史ある灯台。周囲は海鳥が生息する国の動物保護地区で、冬場にはザトウクジラやハワイアンモンクシールの見学ポイントとしても人気。また、プリンスヴィル山側にあるハナレイ渓谷展望台からは、島の中央にそびえるワイアレアレ山の濃い緑とタロイモ畑や湿原が一望できます。

ハナレイから約12キロのケエビーチで56号線は行き止まりに。ここから先、島北西部のナ・パリ・コーストは、トレッキング、クルージング、または、空からの見学になります。

<DATA>
PRINCEVILLE AT HANALEI(プリンスヴィル・リゾート公式サイト)

KILAUEA LIGHTHOUSE(キラウエア灯台)
アクセス:ワイルア方面から56号線でキラウエアの町にあるキラウエア通りを右折して約5キロ
営業時間:10:00~16:00
料金:5ドル
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