幼稚園と保育園、どっちがいい？(2ページ目)

園の個性を見極めよう！

園の個性を知って、幼稚園、保育園を選びたい

むしろ気にしたいのは、幼稚園か保育園か、ではなく、「どんな幼稚園、保育園なのか」ということ。つまり、幼稚園、保育園そのものの個性やカラーです。幼稚園の中にも、子どもがのびのびと遊べる自由保育を何より大切にしているところもありますし、保育園の中にも英語や漢字をガンガン教えるところもあります。「幼稚園」「保育園」という看板ではなく、要は中身の問題なのです。

さらに、重要なのは「親がどのように関わるか」。「働いているけれど、子供のために幼稚園にしたい」という人もいるでしょう。でも、働いているために子供の幼稚園の行事に満足に出られなかったら、いい関わり方だとは思えません。むしろ、保育園に預けて思う存分働き、働いている親向けに設定された保育園の行事にきちんと参加するほうが子どものためになるかも。いまどき、保育園から私立小学校、国立小学校をお受験する子だって当たり前（私の周囲にも大勢います）。「幼稚園だから、保育園だから」というくくりではなく、結局のところ、親がいかに手をかけ、時間をかけるかにかかっているのだと思います。

園の個性と、親の生活や経済力、そして子どもとの関わり方を考え、園を選んでみましょう。「幼稚園」「保育園」にとらわれているのは、時代遅れですよ！