はじめてのパンレシピ/基本のパンレシピ

基本の丸パンの焼き方!生地の作り方・焼き時間・オーブンの温度

基本の丸パンの焼き方です。オーブンで気軽にパンを焼いてみたいと思った時におすすめ! 型も不要、時間も短時間で出来る、初心者向けのレシピです。生地は乾燥してしまうと出来上がりの食感がパサパサとなりますので、手早く作業をしましょう。

小泉 真咲子

執筆者:小泉 真咲子

はじめてのパンレシピガイド

基本の丸パンの焼き方!生地の作り方・焼き時間・オーブンの温度

所要時間:60分以上

カテゴリー:パン・ピザパン

バター風味丸パンのレシピ! 焼き時間が短くて簡単

気軽にパンを焼いてみたいと思った時におすすめの基本のレシピをご紹介します。丸パンは、小さいので焼き時間が短く、成形も簡単で気軽に作れます!バターの風味が効いているのでそのまま食べても勿論美味しいですし、サンドウィッチのように間に具を挟んでもOK、またシチューなどのお供にも相性バッチリです。
 

基本の丸パンの材料(8個分)

丸パンの材料
強力粉(はるゆたかブレンド)300g
ドライイースト6g
砂糖24g
4g
スキムミルク18g
無塩バター30g
204g
ツヤ出し用の材料
溶いたものを少々
水は季節に応じて、温度を調整しましょう。春・秋は「40度-室温(粉温)=水の温度」、夏は「35度-室温(粉温)=水の温度」、冬は「45度-室温(粉温)=水の温度」が目安です。

基本の丸パンの作り方・手順

生地をこねる

1ボウルに材料を入れ、混ぜる

ボウルに強力粉、イースト、砂糖、塩、スキムミルクを入れざっくりと混ぜます。この時、塩とイーストは隣接しないように気をつけましょう。<br />
ボウルに強力粉、イースト、砂糖、塩、スキムミルクを入れざっくりと混ぜます。この時、塩とイーストは隣接しないように気をつけましょう。

2仕込み水を加える

仕込み水(=水)を加え、更に混ぜていきます。<br />
仕込み水(=水)を加え、更に混ぜていきます。

3こねる

粉類と仕込み水がある程度まとまったら生地を台に出し、こねていきます。両手を交互に動かし、体重をかけて、前後に押す出すようにこねていきます。2分を目安にしてください。<br />
粉類と仕込み水がある程度まとまったら生地を台に出し、こねていきます。両手を交互に動かし、体重をかけて、前後に押す出すようにこねていきます。2分を目安にしてください。

4油脂を加える

生地を少し広げ、そこにバターを置き、包み込むように練りこんでいきます。バターがなじむまで引き続き5分程度こねます。<br />
生地を少し広げ、そこにバターを置き、包み込むように練りこんでいきます。バターがなじむまで引き続き5分程度こねます。

5生地を丸める

生地を丸めて発酵に入ります。<br />
生地を丸めて発酵に入ります。

6叩き付けをする

5分間こね終わったら、台に数回叩きつけます。力を入れず、手首のスナップを利用して叩きつけ、手前から向こうに折り込みます。それを数回繰り返し、生地の表面を滑らかに整えます。十分こねられたかを確認するには<a href="http://allabout.co.jp/gm/gc/44832/2/">グルテンチェック</a>をします。<br />
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5分間こね終わったら、台に数回叩きつけます。力を入れず、手首のスナップを利用して叩きつけ、手前から向こうに折り込みます。それを数回繰り返し、生地の表面を滑らかに整えます。十分こねられたかを確認するにはグルテンチェックをします。

一次発酵

7一次発酵をする

薄く油脂を塗ったボウルに生地を入れ、ラップをして一次発酵をします。35度で40分程度を目安に生地が2倍に膨らむまで発酵させます。<br />
薄く油脂を塗ったボウルに生地を入れ、ラップをして一次発酵をします。35度で40分程度を目安に生地が2倍に膨らむまで発酵させます。

8発酵終了

生地が約2倍の大きさになったら、<a href="http://allabout.co.jp/gm/gc/44832/2/">フィンガーテスト</a>をします。指の跡がそのまま残れば発酵完了です。
生地が約2倍の大きさになったら、フィンガーテストをします。指の跡がそのまま残れば発酵完了です。

分割・丸め

9分割をする

発酵完了した生地を計量し、8個に分割します。<br />
その際、スケッパーで生地をいためないように気をつけましょう。<br />
発酵完了した生地を計量し、8個に分割します。
その際、スケッパーで生地をいためないように気をつけましょう。

10生地をまるめる

片手で生地を軽く握り、クルクルと円を書くように左回りに手を動かし、生地を丸めていきます。その際、綴じ目が必ず下になるよう気をつけましょう。<br />
片手で生地を軽く握り、クルクルと円を書くように左回りに手を動かし、生地を丸めていきます。その際、綴じ目が必ず下になるよう気をつけましょう。

11生地を折る

生地を二つに折り、綴じ目を上にして自分に垂直に置きます。この綴じ目を隠すようにもう一度手前から二つ折りにします。これを数回繰り返し、表面をきれいに整えていきます。<br />
生地を二つに折り、綴じ目を上にして自分に垂直に置きます。この綴じ目を隠すようにもう一度手前から二つ折りにします。これを数回繰り返し、表面をきれいに整えていきます。

ベンチタイム

12ベンチタイムで生地を休ませる

大き目のタッパなどに布を敷き、丸めた生地を置いて15分程度休ませます。乾燥しないように気をつけましょう。<br />
大き目のタッパなどに布を敷き、丸めた生地を置いて15分程度休ませます。乾燥しないように気をつけましょう。

成形

13めん棒を当てる

生地を取り出し、表面のきれいな面を下して置きます。生地を軽く手で押さえ平らにし、めん棒を当てていきましょう。真ん中から下へ、真ん中から上へ、力を入れすぎないように転がして、生地を伸ばすことを心がけてください。<br />
生地を取り出し、表面のきれいな面を下して置きます。生地を軽く手で押さえ平らにし、めん棒を当てていきましょう。真ん中から下へ、真ん中から上へ、力を入れすぎないように転がして、生地を伸ばすことを心がけてください。

14生地を折り成形する

円に伸ばした生地を半分に折り、それをもう一度半分に折ります。その際、焼き上がりの生地中に空洞ができないよう、優しく手で押さえると良いでしょう。<br />
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円に伸ばした生地を半分に折り、それをもう一度半分に折ります。その際、焼き上がりの生地中に空洞ができないよう、優しく手で押さえると良いでしょう。

15折った生地を丸める

折りたたんだ生地に両手の指先を当て、そのまま手前に優しく引き、「引き丸め」をします。90度向きを変え同じようにし、更にこれを2~3回繰り返して生地を丸めていきます。仕上げに片手で生地を軽く握り、クルクルと円を書くように左回りに手を動かし、生地を丸めていきます。表面を引き締め、きれいに整えていきましょう。<br />
折りたたんだ生地に両手の指先を当て、そのまま手前に優しく引き、「引き丸め」をします。90度向きを変え同じようにし、更にこれを2~3回繰り返して生地を丸めていきます。仕上げに片手で生地を軽く握り、クルクルと円を書くように左回りに手を動かし、生地を丸めていきます。表面を引き締め、きれいに整えていきましょう。

仕上発酵

16仕上発酵をする

オーブン板の上に成型した生地を間隔をあけて並べ、発酵に入ります。発酵ではオーブン板ごとビニール袋に入れたり、フワッとラップをかけたりして乾燥を防ぎましょう。35度で20分を目安に行います。2倍の大きさになったら仕上発酵完了です。<br />
オーブン板の上に成型した生地を間隔をあけて並べ、発酵に入ります。発酵ではオーブン板ごとビニール袋に入れたり、フワッとラップをかけたりして乾燥を防ぎましょう。35度で20分を目安に行います。2倍の大きさになったら仕上発酵完了です。

焼成

17ツヤ出し用の溶き卵を塗る

パンにツヤをつけるため、溶き卵を塗ります。その際、刷毛の先で膨らんだ生地中のガスを潰さないよう気をつけましょう。<br />
パンにツヤをつけるため、溶き卵を塗ります。その際、刷毛の先で膨らんだ生地中のガスを潰さないよう気をつけましょう。

18トッピングをする

お好みで黒ゴマやけしの実をトッピングしても良いでしょう。<br />
お好みで黒ゴマやけしの実をトッピングしても良いでしょう。

19焼成をする

170度に予熱をしたオーブンに生地を入れて焼成します。ガスオーブンの場合、170度で焼成時間は10分~12分が目安です。<br />
170度に予熱をしたオーブンに生地を入れて焼成します。ガスオーブンの場合、170度で焼成時間は10分~12分が目安です。

20網の上で冷まして完成

焼きあがったら素早くオーブンから出し、網などの上で冷ませば、丸パンのでき上がりです。人肌に冷めたら、ビニール袋などに入れると良いでしょう。<br />
焼きあがったら素早くオーブンから出し、網などの上で冷ませば、丸パンのでき上がりです。人肌に冷めたら、ビニール袋などに入れると良いでしょう。

ガイドのワンポイントアドバイス

生地は乾燥してしまうと出来上がりの食感がパサパサとなりますので、手早く作業をしましょう。分割・丸め・成形では生地をいためないよう優しく扱うことを心がけて下さい。成形で、引き丸めをする際は、生地の表面がきれいに整い、こんもりと腰高になるイメージで行うと良いでしょう。

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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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