バター風味丸パンのレシピ! 焼き時間が短くて簡単
気軽にパンを焼いてみたいと思った時におすすめの基本のレシピをご紹介します。丸パンは、小さいので焼き時間が短く、成形も簡単で気軽に作れます!バターの風味が効いているのでそのまま食べても勿論美味しいですし、サンドウィッチのように間に具を挟んでもOK、またシチューなどのお供にも相性バッチリです。
基本の丸パンの材料(8個分)
基本の丸パンの作り方・手順
生地をこねる
1:ボウルに材料を入れ、混ぜる
ボウルに強力粉、イースト、砂糖、塩、スキムミルクを入れざっくりと混ぜます。この時、塩とイーストは隣接しないように気をつけましょう。
2:仕込み水を加える
仕込み水(=水)を加え、更に混ぜていきます。
3:こねる
粉類と仕込み水がある程度まとまったら生地を台に出し、こねていきます。両手を交互に動かし、体重をかけて、前後に押す出すようにこねていきます。2分を目安にしてください。
4:油脂を加える
生地を少し広げ、そこにバターを置き、包み込むように練りこんでいきます。バターがなじむまで引き続き5分程度こねます。
5:生地を丸める
生地を丸めて発酵に入ります。
6:叩き付けをする
5分間こね終わったら、台に数回叩きつけます。力を入れず、手首のスナップを利用して叩きつけ、手前から向こうに折り込みます。それを数回繰り返し、生地の表面を滑らかに整えます。十分こねられたかを確認するにはグルテンチェックをします。
一次発酵
7:一次発酵をする
薄く油脂を塗ったボウルに生地を入れ、ラップをして一次発酵をします。35度で40分程度を目安に生地が2倍に膨らむまで発酵させます。
8:発酵終了
生地が約2倍の大きさになったら、フィンガーテストをします。指の跡がそのまま残れば発酵完了です。
分割・丸め
9:分割をする
発酵完了した生地を計量し、8個に分割します。
その際、スケッパーで生地をいためないように気をつけましょう。
その際、スケッパーで生地をいためないように気をつけましょう。
10:生地をまるめる
片手で生地を軽く握り、クルクルと円を書くように左回りに手を動かし、生地を丸めていきます。その際、綴じ目が必ず下になるよう気をつけましょう。
11:生地を折る
生地を二つに折り、綴じ目を上にして自分に垂直に置きます。この綴じ目を隠すようにもう一度手前から二つ折りにします。これを数回繰り返し、表面をきれいに整えていきます。
ベンチタイム
12:ベンチタイムで生地を休ませる
大き目のタッパなどに布を敷き、丸めた生地を置いて15分程度休ませます。乾燥しないように気をつけましょう。
成形
13:めん棒を当てる
生地を取り出し、表面のきれいな面を下して置きます。生地を軽く手で押さえ平らにし、めん棒を当てていきましょう。真ん中から下へ、真ん中から上へ、力を入れすぎないように転がして、生地を伸ばすことを心がけてください。
14:生地を折り成形する
円に伸ばした生地を半分に折り、それをもう一度半分に折ります。その際、焼き上がりの生地中に空洞ができないよう、優しく手で押さえると良いでしょう。
15:折った生地を丸める
折りたたんだ生地に両手の指先を当て、そのまま手前に優しく引き、「引き丸め」をします。90度向きを変え同じようにし、更にこれを2~3回繰り返して生地を丸めていきます。仕上げに片手で生地を軽く握り、クルクルと円を書くように左回りに手を動かし、生地を丸めていきます。表面を引き締め、きれいに整えていきましょう。
仕上発酵
16:仕上発酵をする
オーブン板の上に成型した生地を間隔をあけて並べ、発酵に入ります。発酵ではオーブン板ごとビニール袋に入れたり、フワッとラップをかけたりして乾燥を防ぎましょう。35度で20分を目安に行います。2倍の大きさになったら仕上発酵完了です。
焼成
17:ツヤ出し用の溶き卵を塗る
パンにツヤをつけるため、溶き卵を塗ります。その際、刷毛の先で膨らんだ生地中のガスを潰さないよう気をつけましょう。
18:トッピングをする
お好みで黒ゴマやけしの実をトッピングしても良いでしょう。
19:焼成をする
170度に予熱をしたオーブンに生地を入れて焼成します。ガスオーブンの場合、170度で焼成時間は10分~12分が目安です。
20:網の上で冷まして完成
焼きあがったら素早くオーブンから出し、網などの上で冷ませば、丸パンのでき上がりです。人肌に冷めたら、ビニール袋などに入れると良いでしょう。
ガイドのワンポイントアドバイス
生地は乾燥してしまうと出来上がりの食感がパサパサとなりますので、手早く作業をしましょう。分割・丸め・成形では生地をいためないよう優しく扱うことを心がけて下さい。成形で、引き丸めをする際は、生地の表面がきれいに整い、こんもりと腰高になるイメージで行うと良いでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。