複雑な調理作業をスムーズに楽しく進めるには、収納を単純なかたちにしなければなりません。それなのに、しまうテクニックを取り入れ過ぎると、収納まで複雑になってしまいます。そこであらためて収納の基本に戻って、最小限のテクニックで使いやすくするような方向転換をしていきましょう。

キッチン収納の原点

調理スペースが狭くても片づけ上手は料理の手際がいい
和洋中、エスニック、イタリアンなど日常料理のバラエティが豊かなだけに、道具や食材の種類も多いのが日本のキッチン。おまけにスペースが限られているので使いにくいことも多いのです。それでも使い慣れた道具があれば、どんな料理もつくれるのでは? 使いやすい道具を中心に、余分なモノまで持たないことも大事な決断です。

そして今あるキッチンとどうつき合うか、基本をしっかりと守りながらモノとスペースのバランスをとっていきましょう。収納がうまくいかない、片づかないというときこそ、次の項目2点を点検してください。

■調理の流れに合わせてモノの定位置を決める
道具、食材、調味料などが調理手順にそって配置されていること。そして定位置を決めることで、使ったあとに戻しやすくなります。

■使う場所のすぐ近くがベスト
出し入れの動作を少なくすると調理がスムーズです。戸棚の扉のあるなし、開き勝手、引き出しなど収納の形も大事。そして、頻繁に使うモノほど動作に無理のない場所にしまいます。

さらにモノの最適地について、キッチン設備と関連づけながら収納の基本を整理していきましょう。