住宅ローンのことがわかってから家を買おう

更新日:2008年12月12日

「フラット50」と「200年住宅」

最近見かけるようになった50年ローンですが、どうやら住宅金融支援機構も50年ローンを手がける模様。「住宅ローンは50年で組む」時代が本格的にやってくるのでしょうか?

先日、住宅金融支援機構が「フラット50」を発売する方針を固めたという報道がされました。現在、住宅金融支援機構が民間の金融機関とタイアップして売っているのは、「フラット35」。「フラット35」とは、その名の通り、最後まで金利が変わらない全期間固定型で借入期間の最長が35年のローンをいいます。

それに対して、「フラット50」は、最長50年まで借入れが可能な全期間固定型のローン。「フラット50」の発売によって、「フラット35」が「フラット50」に1本化されるわけではなく、商品のラインアップとして、「フラット50」なるものが新たに加わることになる模様です。

【記事のインデックス】
「フラット50」誕生の背景にあるのは「200年住宅」! ……1P目
返済期間が延びることによるメリットは? ……2P目
返済期間が延びることによるデメリットは? ……2P目

「フラット50」誕生の背景にあるのは「200年住宅」!

国は200年住宅の普及を後押し
 国は200年住宅の普及を後押し
どうやら、「フラット50」誕生の背景にあるのは、「200年住宅」の存在。「200年住宅」とは、その名の通り耐震性や耐久性などに優れ、超長期に渡って利用に耐えるなど一定基準をみたす住宅をいいます。

その「200年住宅」の普及を促す「長期優良住宅普及促進法」が参院本会議において可決、成立したのは11月28日のこと。ところで、国土交通省の試算によると、200年住宅は通常の住宅よりも2割程度高くなるということですから、いくら「200年住宅」の理念に賛同しても、現実問題として購入できる人が限られてしまう可能性が大。今後は、「200年住宅」を普及に向けて様々な施策がとられることでしょう。そのひとつが、「フラット50」に代表される超長期のローンです。まだまだ一般的ではない50年ローン。しかし、住宅金融支援機構が取り扱いを始めたら、その存在は多くの人の知るところとなるでしょう。

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久谷 真理子

相続・不動産のコンサルティングから実行まで幅広くサポート。執筆やセミナーなど多数。

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