相続・相続税/相続・相続税関連情報

近所にある農地の相続税はどうなる?(2ページ目)

住宅地の中にある農地に「生産緑地」と書かれた看板を目にすることがあります。その生産緑地とは一体何でしょうか? また、相続の際、相続税はどうなるのでしょうか? 確認をしてみましょう。

執筆者:加藤 昌男

  • Comment Page Icon

農業を継続しないとどうなる?

打合せ
三大都市圏では、農業を引継いだ人が生涯、農業を続けることが条件!
農業を継続することを条件に、納税猶予が受けられると述べました。では、農業を継続しないとどうなるのでしょうか? それは、納税猶予額をすぐに払わなければいけません。さらに、高い利息(年率6.6%)も付けなければいけません。

農業を継続しても納税猶予を受けられなくなることがある

農業を継ぐ意思がある場合でも難しいのは生産緑地の考え方です。生産緑地は、土地を耕すことを前提としていて、そこから得られる収益のことはあまり考慮されません。そのため真面目に農業に取り組み、収入を上げるために、例えば水耕栽培を志しても、土地を耕さないため生産緑地とは認められないというやや矛盾した制度なのです。

関連リンク
相続税申告・納税手続き[All About 相続]
相続税を計算する[All About 相続]
相続・相続税Q&A、無料相談[All About 相続]
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/5/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます