営業のノウハウ/営業プレゼンテーションのコツ

眠くさせるプレゼンしていませんか?本番編

資料ができた。いよいよ本番。まだまだ眠気対策はできます。仮に、資料の作成権・修正権があなたにない場合でも、眠気対策は可能だということ。是非ご覧ください。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

当日でもまだまだできることあります

前回は、「眠くさせるプレゼンしていませんか?資料作り編」をお話しました。

語尾に変化をつける

まずおさらい。前回「悪い例4:文尾が単調」ということを挙げました。本番の説明で、「~です。」「~だと思います。」を繰り返すと、相手は眠くなってしまう。資料作成の段階で、文尾に変化をつけておこう、という話でした。

本番で、資料にない話をするときも、語尾が単調にならないように意識できるといいですね。

さて、ここからが本番編です。

本番編のキーワードは、双方向性。

プレゼンは1人だけが話すものだから、双方向性は実現できない、なんて思っていませんか?そんなことはありません。以下のテクニックを使えば、プレゼンにおいても双方向性が生まれるんですよ。

質問して、回答を得る

相手の集中力を衰えさせないためにもっとも効果があります。、「~だと思われる方は挙手を」というように、質問の賛同者に手を挙げさせる方法と、質問後に指名して回答させる方法があります。しかし、後者はかなり高度なテクニックですね。予想外の答えが返ってきて動揺したり、批判的な質問を受けてその後上手く話せなくなったり……。自信のない方は次の項目へ。

アイコンタクトは3秒を目指せ

プレゼンにおける「理想の」アイコンタクトとは、「相手と目が合うこと」ではありません。

相手と3秒以上、目が合うことです。アイコンタクト初級者は、灯台のように全体を満遍なく見回して満足してしまいます。しかし上級者は、3秒はしっかりと相手を見つめるのです。これにより、「自分に話しかけている」という感情を持たせることができます。

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