プロがイベントで解説!最旬メンズヘアのスタイリングのコツ&おすすめアイテム
「髪形が理想通りにキマらない」「時間がたつとヘタってくる」……。それはズバリ、自己流で“なんとなく”セットしているからかもしれません。そこでここでは、人気のメンズスタイリストが指南するスタイリングHow toと、おすすめのヘアアイテムをご紹介。ちょっとしたコツをおさえるだけで、いつものスタイルがグッと垢抜けます!
提供:アンファー株式会社
お話をうかがった方

ヘアスタイルサロン「syn」代表:齋藤正太
渋谷にあるヘアスタイルサロン「syn」代表。卓越した技術、独自の世界観によるスタイルづくりで瞬く間にカリスマ的存在になり、Instagramのフォロワーは44万人以上(2025年3月時点)。“美容界のミシュラン“と称される、ガイドブック「カミカリスマ」では、最年少で3つ星、最高位をを獲得。メディアにも多数登場する、今注目のスタイリスト。

人気スタイリストの齋藤正太さん。Instagramのフォロワーは44万人超え(2025年3月時点)
今回お話を伺うのは、渋谷のサロン「syn」代表で、カリスマ的な人気を誇るスタイリストの齋藤正太さん。まずは、今トレンドのメンズヘアについて教えてもらいました。
齋藤さん(以下敬称略)「ミディアムヘアで安定して人気なのは、王道のセンターパート。なかでも、分け目の幅を狭めにデザインし、サイドに羽のような軽い質感の動きが出るフェザーショートというスタイルが注目を集めています。定番の韓流っぽさもあり、ナチュラルかつ立体的なフォルムが印象的なデザインです。
一方で、短めの方におすすめなのは、ここ数年人気のスパイキーショート。髪の毛を全体的にツンツンと立ち上げたスタイルで、パーマとの相性もよくバリエーションも豊富です。カジュアルはもちろんスーツにも似合うので、シーンを選ばないのも魅力です」
トレンドをおさえたら、気になるのがそれらのスタイリング方法。今回は特別に、「SCALP D」などでおなじみの「アンファー」のNEW PRODUCT PRESENTATIONイベントで、「センターパート&フェザーショート」の作り方を取材してきました。ステージで行われた実演から、ブローとヘアアイロンだけで完成するお手軽スタイリングを学んでいきましょう!
王道のセンターパートは、ブローとアイロンでこんなにあか抜ける!

モデルの林志毅さん。こちらはほぼノーセットということで、変化が楽しみです
スタイリングは洗髪からスタート! シャンプーとコンディショナーで髪と地肌を十分にケアしたら、ドライヤーで乾かしていきます。そもそも「ブローは面倒くさいからスキップしている」という男性も多いかもしれませんが、「雑菌や臭いの原因になるので、しっかりと乾かしましょう。加えて、ブローはスタイリングに欠かせない重要なステップです」と齋藤さん。
齋藤「ブローのコツは、まず、ボリュームを出したい中央部分をしっかりと立ち上げながらドライヤーをあてること。反対に、抑え目にしたいサイドは押さえながら乾かします。さらに、一方向からだと髪がつぶれやすいので、前方プラス、後ろからも横からもドライヤーを当ててください。全方向からブローすることで、キレイに髪が立ち上がってくれます」
手ぐしのブローだけでもかなりの変化が見られますが、ここからさらに、ヘアアイロンを使って全体のフォルムに流れをつけていきます。
齋藤「ヘアアイロンで重要なのは、髪に対して縦にアイロンを入れること。横に入れるとかわいい印象になってしまうので、縦に滑らせることを意識してみてください。前髪はやや内巻きに、サイドの髪は後ろに流すようにアイロンを入れます」
ヘアアイロンでニュアンスを出したら、最後にスタイリング剤で仕上げていきます。
齋藤「質感が軽いパウダーワックスを前髪から中央に向け、立ち上げたい部分にもみ込んみます。それだけだと“パヤ毛”と呼ばれる短い毛が出てしまうので、グリースを適量、毛先になじませて完成です」
ブローとヘアアイロンだけで、ナチュラルで今っぽいセンターパートの完成! パッと見ただけで、Beforeと髪のボリューム感が明らかに違って見えます。

ナチュラルで今っぽいセンターパートの完成!
このように立体感を出すためには、実はスタイリングだけでなく、一番最初に重要な工程が。その工程とはズバリ、「土台を作るためのシャンプー&コンディショナー」なんです。
スタイリングの命運を分けるのは、シャンプー&コンディショナーだった

まずは土台を整えることが重要と語る齋藤さん
スタイリングというと、ブローやワックスを使って「セットする」ことをイメージする方も多いでしょう。ところが、シャンプーとコンディショナーにこそ、うまくスタイリングするためのポイントが隠されているのだそう。
齋藤「メンズヘアって、とにかく根元が立ち上がらないとスタイリングがキマらないんです。だからこそブローがマストなんですが、その前段であるシャンプーがさらに重要で。メイクでも、化粧水や乳液などで土台を整えると、仕上がりが全然違いますよね。ヘアスタイルも、まずはメンズ向けシャンプーやコンディショナーで、髪や頭皮の状態を整えてあげる必要があるんです」
「メンズ向け」のシャンプーを使う意味ってあるんでしょうか?
齋藤「女性向けのシャンプーは、成分的に男性にはやや重い仕上がりに感じることも。男性の頭皮の皮脂量は女性の約2~3倍というデータもあるので、特にスタイリングで根元の立ち上げを重視するなら、メンズシャンプーを使うのがおすすめです」
さらに、シャンプーの泡立ちの良さも重要なのだとか。
齋藤「シャンプーの泡立ちがいいと、髪と頭皮全体にシャンプー剤が行き届いて、汚れが落ちやすくなります。さらに、髪の摩擦を軽減し、ダメージを防ぐのも大きなポイント。髪がキレイな状態を保てれば、スタイリングも一層しやすくなります」

今回のイベントで使用したシャンプー。かなり濃密な泡立ちです
洗い方のコツも教えていただきました。
齋藤「まず、シャンプー剤をなじみやすくするために、髪をしっかり濡らすこと。そして、縦からも横からも指を通して、全体をよく洗うこと。前髪や頭頂部など、立ち上げたい部分に汚れがたまるとスタイリングしづらくなるので、重点的に洗うようにしましょう」
男性だと「シャンプーだけ使う」という方も少なくない気がしますが、コンディショナーは必要でしょうか?
齋藤「髪の状態や頭皮環境はスタイリングのしやすさに大きく影響するので、面倒くさがらずぜひ使っていただきたいですね。髪の立ち上がりをしっかりサポートし、バランスよく保湿できる商品が理想的です」
なりたいスタイルをかなえるには、まずはシャンプーとコンディショナーで土台を整えることが大切。この工程をしっかり行うことで髪が立ち上がりやすくなり、朝の忙しい時間帯にも短時間でスタイリングできそうです。
アンファー「SCALP D NEXT+」でヘアスタイリングをもっと楽しく!

スタイリングはシャンプーから!アンファー「SCALP D NEXT+」シリーズ
今回のイベントで使用したアンファー「SCALP D NEXT+」シリーズは、「スタイリングのしやすさ」に特化したアイテム。そのシャンプーとコンディショナーの3つの特徴についてご紹介しましょう。
まず1つ目は、独自の「エアグリップ設計」。齋藤さんの言葉にもあったように、スタイリングは「髪の立ち上がり」が命。そこで、髪の内部に浸透して密度をサポートする「アマランサス由来ペプチド※1」や、髪の柔軟性※2を補う「クレアチン※3」を配合し、独自に開発した「エアグリップ設計」を採用しました。シャンプーした翌朝もふんわりした立ち上がりをキープし、髪にエアリー感を生み出します。
2つ目は、こだわり抜かれた成分。髪を構成するアミノ酸上位5種を独自バランスで配合した「プロテイン5エキス※4」、さらに8種の厳選成分が、髪や地肌のコンディションを整え、スタイリングしやすい土台を作ります。
3つ目は、イベントでも話題になった、シャンプーの弾力泡。「SCALP D」の技術が詰まった濃密な泡が、スタイリング剤や1日の汚れを一度のシャンプーでしっかり洗浄してくれます。

イベントでは濃密な泡を体験できました
シャンプーは、ミドル~セミロングの方におすすめの「SCALP D NEXT+ シャンプー ドライ」と、ショート~ミドルの方におすすめの「SCALP D NEXT+ シャンプー オイリー」の2タイプ。エアリー感をまとったナチュラルなスタイルがお好みなら「ドライ」を、立体感があってヘタらない強い髪質をお望みなら「オイリー」をチョイスしてみてはいかがでしょう。
合わせて使いたいのが、全てのヘアスタイルにおすすめの「スタイリングのしやすさは地肌のケアから」というブランドの思いが込められた「SCALP D NEXT+ パックコンディショナー」。シャンプー後、髪と地肌に塗布することで潤いを与えるタイプのコンディショナーです。
髪に塗布することで、「ストロングコート」成分※5がキューティクルに浸透し、1本1本をしなやかに。また、頭皮に塗布することで、オイルコントロール成分※6が働き、乾燥と皮脂の過剰分泌のバランスを整え、髪を根元から立ち上げやすくします。
「SCALP D」はなんと、発売から2025年で20周年を迎えるのだとか。長きにわたってヘアケア業界をリードしているブランドが、新たに打ち出す「スタイリングのためのヘアケアアイテム」となれば、試してみない手はありません。頭皮と髪の土台ケアで、日々のスタイリングをもっと楽しんじゃいましょう!
>>アンファー「SCALP D NEXT+」シリーズについてもっと詳しく
※1 センニンコク種子エキス(ハリコシ成分)
※2 使い続けることでしなやかな髪にすること
※3 ジマレイン酸プロピレンジアンモニウム(ハリコシ成分)
※4 ジメチルジアセチルシスチネート 、グルタミン酸、アルギニン、トレオニン、セリン(ヘアコンディショニング剤)
※5 リンゴ酸エステル(保湿成分)
※6 イノシトール(整肌成分)