市販の商品を使う? AGAクリニックに通う? 自分に合った薄毛対策を知ろう
市販品でセルフケアするか、AGAクリニックに通って医師の診療を受けるか。ちまたにはさまざまな薄毛対策がありますが、それぞれの違いを知っていますか? ここでは、ヘアケアの専門家と、育毛・発毛アイテムでおなじみの「アンファー」商品開発担当者に、各種薄毛対策の特徴について伺いました。効果や使い方の違いをきちんと理解して、自分に合ったケアに取り組みましょう。
提供:アンファー株式会社
お話をうかがった方

男の髪型やスキンケアを追求するメンズビューティーライター。メンズヘアの草分け的である雑誌『BiDaN』編集部から2000年にフリーに。『Safari』『smart』『MonoMax』などのファッション誌でヘアスタイルやメンズスキンケアの企画を取材・執筆。『メンズヘアカタログ』『メンズヘアカタログ 短髪スタイル』『FINEBOYS別冊オシャレヘアカタログ』などのムック本も手掛ける。
お話をうかがった方

アンファー株式会社:桜庭 翔
毛髪診断士。大学卒業後、美容・健康通販メーカーに入社し、基礎化粧品やボディケア商品の企画開発業務を担当。 2020年にアンファー株式会社に転職。2025年現在は「SCALP D」商品開発責任者。
「育毛剤」と「発毛剤」の違いって? 正しく知りたい市販品の特徴

薄毛対策としてまず手軽に取り組めるのが、ドラッグストアなどで購入できる市販のアイテムを使うこと。まずは、「育毛剤と発毛剤の違いって?」という素朴な疑問から、アンファー株式会社の桜庭さんに教えていただきましょう。
桜庭さん(以下敬称略)「両者の最も大きな違いは、育毛剤は医薬部外品で、発毛剤は医薬品であるということ。育毛剤は、血行促進作用のある有効成分が配合されており、頭皮環境を整え、髪を育て、抜け毛を防ぐのが目的。一方で発毛剤は、髪を新たに生やすことを目的としています。いずれも薄毛対策アイテムですが、目的と効果が明確に違うことを知っておくべきでしょう」
さらに、育毛剤と発毛剤では、含有している成分も異なるとのこと。特に発毛剤は、日本では外用薬として唯一発毛効果のある成分として認められている「ミノキシジル」が含まれているのが特徴なのだとか。
桜庭「ミノキシジルはもともと、別の目的で開発されたものですが、今では薄毛改善の代表的な治療薬として用いられています。頭皮に直接塗布することで毛母細胞が刺激され、発毛を促すといったメカニズムです。将来の毛髪量に不安を感じたり、『髪が細くなってきたな…』と感じ始めたら育毛剤、明らかに抜け毛が増えたり、薄毛が見られる場合は発毛剤と使い分けをおすすめします」
薄毛症状はないものの、将来的なことも考え、30歳手前の頃から育毛剤を使っているという滝沢康英さん。市販のアイテムを使うメリットについて、あらためてお伺いしました。
滝沢さん(以下敬称略)「ドラッグストアやオンラインストアで気軽に購入できるので、薄毛対策の第一歩として、誰でも実践しやすいでしょう。ただし、そのアイテムが信頼できるものか、自分に合っているかどうかは、事前にしっかりと調べておく必要があります」
桜庭「一般的に育毛剤は、効果を実感するまで3~6カ月ほどかかると言われています。一方で発毛剤に関しては、使い始めてから最初の1カ月は、生まれ変わりのために古い毛が抜ける『初期脱毛』が見られます。こうした知識を知らないままに、『効果が出ないからやめよう』『逆に髪が抜けてきた! もう使わない方がいい』と判断してしまうのはもったいないですよね。可能な範囲で、薄毛対策に関する知識を身につけていただけたらと思います」
AGAクリニックの気になる治療内容。オンライン診療も選択肢のひとつに

もうひとつ、薄毛対策で代表的なのが、AGAクリニックに通い医師の診断を受けること。実際にはどんな治療を受けられるのでしょう?
桜庭「植毛や増毛、毛母細胞を活性化させる光治療などさまざまですが、最もスタンダードなものは薬剤治療でしょう。特に内服薬は医師の診断がないと処方できないので、AGAクリニックならではといえます。一方、一般的に市販品と同じミノキシジルが用いられる外用薬ですが、違いはその濃度。市販品において国で認められているミノキシジルの最大濃度は5%※1ですので、やはり市販品でセルフケアをするよりも、AGAクリニックに通う方が、効果は期待できます」
一方で、AGAクリニックに通う場合は、費用と時間がかかるというハードルの高さも。
滝沢「薄毛ケアは、一度始めたらずっとやり続けないと意味がない。だからこそ、AGAクリニックに通うにあたっては、時間や費用面がネックに感じている方も多いのでは。さらに『ちょっと恥ずかしいかも…』という心理的ハードルを感じる方もいるかもしれません。ただ最近では、手軽なオンライン診療が人気を集めていますよね」
桜庭「おっしゃる通り、オンライン診療であれば、通う手間も省け、費用も抑えられます。AGAクリニック診療の最大のメリットは、やはり”医師に直接相談できること”なんですよね。詳細は記事の最後で紹介しますが、【スカルプDクリニック※2】などのオンライン診療でも、スマホのカメラを使えば頭皮状態を共有できますし、治療の経過も医師が確認できます。薄毛の進行具合によって対面診療が必要になれば、その手続きもスムーズです。ジムのパーソナルトレーナーのように、第三者が治療に寄り添ってくれるのは、とても心強いと思います」
市販品派もAGAクリニック派も、心がけておきたい毎日のケア

市販品でケアするにしても、AGAクリニックに通うにしても、薄毛対策は「続けること」が大前提。本格的な治療を始めれば時間も費用もかかってくるので、そうなる前に、日々のケアに取り組むことが大切です。
桜庭「生活習慣を整えるなど、日々取り組める薄毛対策もたくさんあります。シャンプーとトリートメントにこだわることもそのひとつ。前回の記事でもお伝えしましたが、外用薬をより効果的に使うためにも、毎日のシャンプーで頭皮環境を整えることが大切です」
滝沢「早いうちから意識しておくことも重要だと思います。髪の悩みは薄毛だけではなく、髪が細くなりボリュームダウンすることで、理想のヘアスタイルにできないという問題もありますよね。髪の印象は、外見でもかなり大きな割合を占めるもの。年を重ねてもなお、ヘアスタイルを自由に楽しむためにも、早いうちからスカルプケアに取り組んでおきたいですね」
「生やす」という結果にこだわる※3【スカルプD メディカルミノキ5】

そんな日々の薄毛対策におススメなのが、アンファー【SCALP D】の【第1類医薬品】【メディカルミノキ5】と【メディカルミノキ5 プレミアム】。こちらは「生やす」ことを目的とした発毛剤で、「抜け毛や薄毛が気になる」という方や、「AGAクリニックに通う前に、市販品から始めてみたい」という方におススメのアイテムです。
桜庭「この発毛剤の特徴は、ミノキシジルを国内最大濃度の5%※1配合していること。さらに【メディカルミノキ5 プレミアム】には、過剰な皮脂分泌を抑制する『ピリドキシン塩酸塩』、血行を促す『トコフェロール酢酸エステル』、頭皮のかゆみを抑える『l-メントール』という3つの有効成分を配合し、頭皮環境の改善にもアプローチしています。
加えて、頭皮乾燥を防ぐための『グリセリン※4』を配合し、しっとりとした使用感を実現しました。長く使い続けるからこそ、『生える』はもちろん、それに付随する頭皮の健康にもこだわり尽くしたアイテムです」
うれしいのが、容器の先端に施されたクッションラバーヘッド。液だれしづらく頭皮に負担をかけづらい設計は、ユーザーの声を元に開発されたそう。さらに、先端のカップに一回の使用量が自動的に充填(じゅうてん)される仕様には、「使い過ぎを防いでくれてうれしい!」と滝沢さんも感心していらっしゃいました。
滝沢「今は多くのメーカーが発毛剤を出していて、何を基準に選べばよいか分からない方も多いと思います。20年近く育毛アイテムを使ってきた私が個人的におすすめなのが、しっかりとした知見と歴史のある企業が、医師や専門家の知見を活かし、開発した商品を選ぶことです。実に300万人もの頭皮と向き合ってきた【SCALP D】ブランドのアイテムは、まさに理想的だと思います」
長く使う必要があるからこそ、信頼できるアイテムを選びたいもの。抜け毛や薄毛に悩んでいたり、将来に不安を感じる方は、【SCALP D】の【メディカルミノキ5】【メディカルミノキ5 プレミアム】から頭皮のセルフケアを始めてみませんか?
【スカルプD メディカルミノキ5 プレミアム】についてもっと詳しく>>
【スカルプDクリニック※2】についてもっと詳しく>>
※1 国が一般用医薬品として承認している最大濃度
※2 SCALP Dは、男性のすべての髪悩みに寄り添うブランドであり、【スカルプDクリニック】はオンライン診療に関するポータルサイトを運営しています。予約、診療、処方薬の配送等についてはイースト駅前クリニック(医療法人社団イースト会)が行っています。
※3 毛髪が成長する程度には個人差があり、本剤は誰にでも効果があるわけではありません。
※4 添加物:湿潤剤