うさぎの聖地・鳥取県で身も心もうさぎになって「うさぎ映え」な旅を!

うさぎ大好きな皆さん、お気づきでしたか? なんと今年は「うさぎ年」。12年に1度のこの年に兎取県ことうさぎの聖地・鳥取県へ、開運の旅に出かけてみませんか。

提供:鳥取県

うさぎを追いかけて鳥取にやってきた!

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今年2023年は、12年に1度の「うさぎ年」、待ちに待ったうさぎ年生まれの年女モデル・池田裕子がうさぎを追い求めて、うさぎの聖地・鳥取県にやってきました。

というのも、鳥取にはうさぎにまつわる言い伝えや名所がいっぱい。なんと、3月3日には1日限定で公式に「兎取県」(とっとりけん)に改名したほどなのです。

そんなうさぎと縁深いスポットが数多くある鳥取県東部エリアには、飛行機なら東京から約1時間15分で「鳥取砂丘コナン空港」へ(1日5便)。鉄道は大阪~鳥取間を約2時間30分で結ぶ「特急スーパーはくと」や、岡山~鳥取間を約1時間50分で結ぶ「特急スーパーいなば」が便利です。

どうやって行く? 鳥取県への交通・アクセス>>

「うさぎの聖地」白兎(はくと)神社にお参りしてみたら……

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白兎神を主神として祀る、文字通りうさぎの聖地「白兎神社」

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かわいいうさぎの形の「白うさぎおみくじ」を発見


最初にやってきたのは「白兎神社」。鳥取砂丘コナン空港から車で10分ほどとアクセスもよいこの地は、なんと有名な日本の神話「因幡(いなば)の白兎」の舞台となった場所、そう、文字通り「うさぎの聖地」なのです。

この白兎神社は、神話で大国主命(おおくにぬしのみこと)が白うさぎに治療法を教え助けたことから、「日本医療発祥の地」といわれています。さらにそれだけではなく、大国主命と絶世の美女と謳われる八上姫との縁を取り持った兎を祀っていることから、日本で初めてのラブストーリーの発祥地として、「恋人の聖地」にも認定されているんです。

参道や手水舎にもうさぎがいっぱいで写真を撮りたくなる「うさぎ映え」スポットだらけ。わくわくしながらうさぎの神様にお参りしていると……あれ、なんだか、心がぴょんぴょんしてきた!

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心がぴょんぴょんしたと思ったら、なぜか私もうさぎになっちゃいました!

う~ん、せっかくなので、ここから先は身も心もうさぎになって、うさぎ旅を堪能しちゃいましょう。

■白兎神社
鳥取県鳥取市白兎宮腰603
TEL 0857-59-0047

「白兎海岸」から淤岐ノ島に思いを馳せてみた

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淤岐ノ島も、なんだかうさぎの姿に見えてきます

白兎神社の目の前にひろがるのが「白兎海岸」。その名の通り「因幡の白兎」の舞台となったのがこの海岸。やっぱりここもうさぎの聖地です!

実はすぐそこに見える「淤岐ノ島」(おきのしま)から渡ってきたうさぎが、神話ではワニザメに皮をむかれて大変なことに……。そう思うと、なんだか心の中の白うさぎが切なくなってしまったぴょん。

■白兎海岸
鳥取県鳥取市白兎
TEL 0857-59-0020(白兎観光協会)

うさぎの三段跳び丼にうさぎ土産……やっぱりうさぎがいっぱい!

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日本海の絶景を眺めながらのランチは「うさぎ映え」!

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うさぎの三段跳び丼には茶碗蒸し、天ぷら、小鉢、味噌汁がセット


さて、海岸でぴょんぴょんしていたらお腹がすいてきました。ちょうどお昼どきになったので、白兎神社と白兎海岸の間にある「道の駅 神話の里 白うさぎ」へ。2階のおさかなダイニング「ぎんりん亭」でランチだぴょん!

開放的で明るい店内は絶好のオーシャンビュー、大きな窓から光が差し込んでいます。今回はうさぎの気持ちで迷わず白兎名物「うさぎの三段跳び丼」をチョイス!

2種類のイカ(刺身、沖漬け)、いくら、錦糸玉子が乗った海鮮丼の中を、ニンジンとダイコンのうさぎがかわいく三段跳び。神話で白うさぎが飛び跳ねた海を見ながら食べるうさぎの三段跳び丼に大満足です。

「ぎんりん亭」では、他にも「鳥取名物いか御膳」「日本海会席」など鳥取の海の幸を存分に味わうことができます!

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「2代目うさぎ駅長」の縁(えにし)くん

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「因幡の白うさぎ」と「白ウサギフィナンシェ」どちらも「うさぎ映え」します


続いて、1階の「道の駅 神話の里・白うさぎ」で鳥取土産をチェック。もちろん、白うさぎにちなんだお土産もたくさん並んでいます!

一番人気の「因幡の白うさぎ」(寿製菓)はかわいらしいうさぎの形のおまんじゅう。なめらかな生地の中に上品な甘さの黄身餡が詰まった逸品で、かわいいだけではなく、おいしさにも納得。 同じく大人気の「白ウサギフィナンシェ」(同)。 外側はさっくりとしていて、内側はしっとり、ふんわりな口当りが絶妙です。

この他にも見逃せないお土産がいっぱいの「道の駅 神話の里・白うさぎ」には、「2代目うさぎ駅長」の縁(えにし)くんもいるので、探してみてください!

ラッキーなことに今回は縁くんのモグモグタイムに遭遇できました。立派にうさぎ駅長として活躍する縁くんは、身も心もうさぎになった私としても、「こんなうさぎになりたい……」そう思えるうさぎの目標です!

■道の駅 神話の里白うさぎ(1F)
鳥取県鳥取市白兎613
年中無休
営業時間 8:00~19:00(※12/3~2/28は8:30~18:00)
TEL 0857-59-6700

■ぎんりん亭(2F)
営業時間 平日11:00~16:00(ラストオーダー15:00)、土日祝日11:00~17:00(ラストオーダー16:00)
定休日 木曜日
TEL 0857-59-1223

夕食は「うさぎ寿司」を堪能、地元ならではのモサエビも絶品でした

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うさぎ映えする「うさぎ握り」!

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「うさぎ巻き」もみごとなうさぎ映え!


夜もうさぎを求めて、鳥取市内のお寿司屋さん「名代 笹すし」へやってきました。大将の目利きで厳選された魚介で作る絶品江戸前すしと女将さんのきめ細かいサービスが素敵なお店です。

こちらではうさぎ年にちなんだ特別メニュー「うさぎ寿司おまかせコース」(※要予約)を特別提供中。鳥取県特産の白イカを使った「うさぎ握り」と「うさぎ巻き」は見ての通りのかわいらしさ。鳥取特産の白イカは甘くてコリコリ、うさぎの目に見立てたイクラと絶妙のバランスです。

さらに地元でないとなかなか食べられない「モサエビ」も堪能!甘みとコクがたっぷりの味わいに感動! 今夜はお口の中に白兎海岸が広がりました。

■「名代 笹すし」
鳥取県鳥取市末広温泉町104
営業時間 17:30~21:30
定休日 日曜定休(祝日営業、日月連休の場合は日曜営業、月曜休)
TEL 0857-23-4538

「もう一つの白兎伝説」を求めて……白兎伝説の里・八頭町(やずちょう)

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現在は鳥居とお社の面影が残るだけですが、実は……

2日目もうさぎ旅は続きます! やってきたのは「もうひとつの白兎神社」があるという八頭町。

伝説によると、この地域に降臨した天照大神の案内役を務めたうさぎを祀った神社があるというのです。それが、こちらの「福本白兎神社」。狛犬ならぬ、かわいい「狛うさぎ」がお出迎えしてくれました。

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福本白兎神社の社殿が移築された、見事な「波うさぎ」の彫り物!

続いて、同じく八頭町にある「成田山青龍寺」へ。ここは全国でも珍しいお寺の中に神社の社殿があるお寺。本堂の厨子になっている社殿では江戸時代につくられた「波うさぎ」の彫り物を見ることができるんです。

実はこの社殿こそ、先ほどの福本白兎神社から移築されたもの。かつて八頭町に3社あった白兎神社が大正時代に同じ八頭町内の賀茂神社に合祀された際、こちらの青龍寺に移築されたものなのだそう。ちなみに、波うさぎの左右には烏・鷺(ウ・サギ)の彫り物もあるんですよ。気になる方は、ぜひご自分の目で確かめてみてください!

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水引きで作られた「うさぎ結び」や、月とうさぎの表紙が素敵な御朱印帳を発見!

こちらの八頭町は白兎伝説が残る「白兎伝説の里」として知られ、白兎神への信仰が脈々と息づく地。お寺に伝わる古文書「城光寺縁起」には、八頭の白兎伝説が記されています。

さらに八頭町内には「神うさぎ」のオブジェがあったり、うさぎイベントがたびたび開催されたりと、うさぎ好きにはたまらないエリアとなっています。

■福本白兎神社
鳥取県八頭郡八頭町福本
TEL 0858-72-6007(八頭町観光協会)

■成田山青龍寺
鳥取県八頭郡八頭町下門尾46
TEL 0858-72-0450

まるで異世界……? 「鳥取砂丘」でぴょんぴょん!

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あんまりうさぎとは関係ないので、自らぴょんぴょんしました!

八頭の白兎をめぐったら、再び海側へ。やってきました「鳥取砂丘」

やっぱり鳥取といえば砂丘、砂丘といえば鳥取。人生で一度は来てみたい場所ですよね!

この日は文字通り雲ひとつない快晴。青空の下、遠くに海を望みつつ東京ドーム約820個分という広大な砂丘を目にした瞬間、「え、ここって日本?」とびっくり。まるで 外国……というより別の星……ほとんど異世界みたいな驚きの光景に言葉を失ってしまいました。

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ラクダに揺られながら教えてもらった「ラクダは甘いものが大好き」という衝撃の豆知識!チョコレートを食べたりペットボトルのジュースをくわえたりするのだそう

私ってば、うさぎなのに、ラクダに乗っちゃいました。ラクダの背に揺られながら眺める砂丘もまた格別だぴょん!

砂丘では、ラクダ以外にもファットバイクやサンドボード、パラグライダー、セグウェイといったアクティビティや、砂の彫刻(砂像)が展示されている「砂の美術館」など、いろいろな体験やみどころも堪能できます!

■鳥取砂丘
鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971
TEL 0857-22-0021(鳥取砂丘ビジターセンター)

暮らしの美を追い求めて……民藝にも「うさぎ」を発見!

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土蔵風の建物は2012年に国の登録有形文化財に登録


続いて訪れたのは「鳥取民藝美術館」。医師として開業するかたわら鳥取の新作民藝運動を牽引した吉田璋也が作った、日本や世界各地の民藝品を多数展示する美術館です。

残念ながらこの日は臨時休館日でしたが、隣接の「鳥取たくみ工芸店」にお邪魔しました。

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美しい暮らしの道具が並ぶ店内で見つけたのは……

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モダンな絵付けで仕上げられたかわいらしい郷土玩具


こちらは、昭和7年に創業した日本で初めての民藝専門店。店内には実用的でありながら心が豊かになるような民藝品が、鳥取県内はもちろん日本全国、そして海外からも集まっています。

そしてなんと! ここでもうさぎを見つけちゃいました。こちらは鳥取の郷土玩具「鳥取のえと」(信夫工芸店)。

その名の通り十二支の動物たちが鳥取県産の木材で作られていて、うさぎ年の今年は、そう、うさぎ! 檜材で作られた「えと」のうさぎは、木の香りもよく、しっかりうさぎ映えしています。

■鳥取民藝美術館、鳥取たくみ工芸店
鳥取県鳥取市栄町651
0857-26-2367(共通)
開館時間 10:00~17:00(民藝美術館)
営業時間 10:00~18:00(たくみ工芸店)
休業日 水曜日(祝日の場合は翌日休業)、年末年始

さよならうさぎ、私は普通の女の子に戻ります

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ある意味、鳥取を象徴する人気店「すなば珈琲」でひと休み

身も心もうさぎになって楽しい時間をすごしていたら、あっというまに帰らなければいけない時間に……あれ……? 気がついたら、魔法がとけたシンデレラのように、普通の人間に戻っちゃいました。

実は私、好きな動物ランキングでうさぎは5位くらいだったんです。でも、うさぎになってうさぎめぐりをしているうちに、うさぎと鳥取が大好きになっていることに気がつきました。

そしてわかったんです。うさぎファンも、そうでない人も、「いつか鳥取に行ってみたいなー」なんて思っているだけじゃダメ。うさぎ映えスポットだらけのうさぎの聖地・鳥取でうさぎ旅をしなきゃ! 12年に一度のうさぎ年である今年こそチャンスだぴょん!

さあ、鳥取県に出かけよう!│とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト>>

■すなば珈琲 鳥取砂丘コナン空港店
鳥取県鳥取市湖山町西4-110-5 ターミナルビル1階
営業時間 9:00~18:30
年中無休
TEL 0857-28-4649